記念日にドキュメンタリー★PHOTOを
お姉ちゃんの鞄を研究してる。
その集中は、話しかけられても、
撮られていても、変わらない。
そして、
何か気がついたとき、
何か達成したとき、
何か聞きたくなったり、
何か伝えたくなったりしたとき、
ふっと、視線が合う。
この目が合う瞬間がとても、好き。
目が合っただけで、
また、
元の作業に戻ることもあるし、
ぽいと放り出すこともあるし、
何かが始まることもある。
ずーっと、集中していて、
ふと顔をあげたときに、
予測していた場所から、
予測していた人が見つめている
安心感。
表情でも、音でもなく、
その場にある空気が好き。
長い集中に対して、
ホントに一秒程度の時もある。
でも、その一秒の安堵感。
私は、私が空気を作り上げて撮る写真より、
私がいないかのような、
そんな写真が、やっぱり一番好きだと思う。
目が合う瞬間にやりとりされる情報量って、
言葉より、とんでもない量だったり
しないかな。
この視線が合ったときの、
心の、体の、信頼関係の成長って
とても大きいものじゃないかなぁ。
ゆっくり、ゆっくり
時間をかけてでしか撮れない写真。
だけど、無理をしなくても、
絶対にどこかで、
起きている心の交流。
私が一番好きなのは、こんなドキュメンタリー。
ポーズして、カメラを意識した写真ではなくて
その子の自然な姿と、
家族の心のふれあいを
動きのあるドキュメンタリー★PHOTO
としてのこしてみませんか？
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