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パリのお正月

レシピをお休みし続けていてすみません! あと4日、かな……。旅行から戻ったらまた趣味の野菜料理、紹介していきますのでお許しを。

と、毎日言い訳から始まってますが……。滞在先のパリは今日が元旦。昨日は帰宅が深夜だったし、どうせ元旦にはお店も休み、繁華街のカフェくらいしか開いてないはず。パリ時間8時になっても誰も起きてこないけれど、まあいいや、放っておこう……。と、冬休み中に片づけなければならない仕事をコツコツやっていたのですが……。
はっと気がつくと、いつの間にか10時過ぎ。私ってば、ワーカホリックじゃあるまいし、元旦から仕事しててどうする、パリにいるのに! 遊ばなきゃ!
我に返って「ちょっと?、みんな何やってるのよ! 起きて起きて!」と夫と娘をたたき起こしました。おせちはないけど、せめてお雑煮をこしらえて温まり、行動開始。

予想通り、我々と同じく観光中の人々で街は結構な人出ですが、お店も美術館も軒並みおやすみ。あいてるのはカフェばかり。
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ブラブラ歩いてノートルダムまで。歩きながらも一秒たりとも黙ってられないカッパ娘は話題がつきると歌いまくります。「おおきく振りかぶって」という漫画に凝ってる娘、応援歌らしく、ピンクレディのサウスポーのメロディで「パパラッパラパラッパ、パララ、パ?パラパラッパー♪」。「男ならここで逃げの一手だけど♪ 女にはそんなことはで?きやしない♪」とつぶやいたら、「おおっ、ママすごい♪ 歌詞知ってるんだ?」と、妙なところで尊敬されてしまいました。

カフェでサラダでもいいって言ってるのに、旅行中はいつも痩せてしまう私を心配した夫は「サラダっつったって、izuさん『ドレッシング抜きでシルブプレ?(お願いします)』とか言い出すから、結局ただの生野菜でしょう。あったかいものを食べたほうがいい。このあたりにクレープ屋かイタリアン、それか中華でもなかったっけ」とうるさい、いえ、優しいのです。なので、お昼は中華料理のお店で。
学生街、カルチェラタンにある美麗華酒家(ミラマシュカ)はリーズナブルでおいしい。香りが苦手で「オイスターソースなしでシルブプレ?」とか言い出すワガママな私にも、お店の人は親切です。野菜炒め、とってもおいしかった♪ ここは8年前? 初パリの時、当時5歳、ナイフとフォークの外食生活に疲れ果てたカッパ娘が、「お箸バンザイ!」と叫んだ、思い出のお店。

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ブラブラ歩いてて、こんなかわいいクリスマスの飾り付けを見かけました。ふつうのおうちなのかな……。
夕方はこないだからチェックしていたスーチンの美術展を見に行きました。1月1日なのにやっているし、スーチン好きだし。アート嫌いのカッパ娘ですが、何が心をとらえたのか(というか、何が彼女の笑いのツボを刺激したのか……)どの作品を見ても、下をむいて「クックックック……」と笑い出すのです、なんで!?

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親子丼 、食べたい?! 死ぬ?!」と、歩きながら妄想していたら、「死にゃあしねえよ……」と娘に突っ込まれました。あ、デジャブ。数年目、バルセロナを旅行中、「うどん食いて?! 死ぬ?!」(カッパ娘)、「死なないって」(私)と歩いていたら目の前に「UDON」の文字が。スペイン語でudonって何の意味? と考えたら、ホントにうどん屋だったのでした。

残り2日、慌ただしくて全然コメントにお返事できてなくてすみません! お許しくださいね。

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