本題に入る前に････私が東海地方の遊里跡地の予習復習も兼ねて夢中で読んでいる某掲示板東海地区の遊郭跡スレ、これが勉強になって面白いです。2001年に始まった名古屋近郊の遊郭跡地を主として語るスレ。
私が今回訪れた「八幡園」「中村遊廓」なども話題に挙がっております（そして･････私がたどり着けなかった「城東園」も）。
2001年、この当時はまだネット黎明期の時代。今のように遊里跡探索を扱ったブログが出る前の時代。このスレに集う人たちの情報交換の場となっています。このスレの流れは良い感じですよ。
今のように遊里探索系ブログが次々と立ち上げられる前の時代（そもそもブログと言うジャンルが誕生する前ではないでしょうか････）、更に言えばバイブルである「赤線跡を歩く」が未だ発売前、各地の遊廓や赤線跡地を探し求めるのも結構苦労したのだと思われます。
私のようにまだこのジャンルに足を踏み入れて間もない「新人」が手軽に情報を得て、遠方まで足を伸ばせるのはこの時代の「先輩たち」が試行錯誤されたお陰であるとそのように感じました。
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毎度お馴染みGoogleストリートビュー大先生にて八幡園「床元（とこもと）」までの道のりを再現。尾頭橋駅を出て西古渡神社を右に見ながら進み「八幡温泉」の裏手へ出ました。
一つ目の曲がり角を左折。マンションの「ロイヤル尾頭橋」に向かって真っ直ぐ歩くと････左手に見えました。「床元（とこもと）」です。お隣の「シマ」も魅力的な建物ですね。「床元（とこもと）」にばかり目が行き、全くのノーチェックでした･････。
八幡園と言えば「床元（とこもと）」と言っても過言ではない程の有名物件です。
円柱の豆タイルはピンク色。実に艶っぽい組み合わせです。
ディスイズザカフェー建築然とした丸窓。
自転車がここに停まっているのが良い味を出しています。
特にお気に入りがこの屋号を記した看板。
恐らく手入れなどされていない建物だと思うのですが、それが逆に存在感を増しているように感じるのです。
きっと玄関先までこのタイルが続いているのでしょう。内部がどのようになっているのか気になります。
「床元（とこもと）」の隣にも素敵な建物が。スルーしてしまったのでGoogleストリートビュー大先生にて再現。実は八幡園、スルーしてしまった建物が多いのですよ。タイムリミットまで件数をこなそうと急ぎ足で散策するのは余り宜しくないですな。実現は難しいのですが、特に名古屋は宿泊するくらいの覚悟でじっくり散策したいですよ。
