京都府八幡市(橋本遊郭跡地)其の貳 | お散歩日記

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路地裏、バラック、長屋、昭和の香りがする飲食街、遊郭赤線跡地、廃墟、古い町並み、山奥・・・・そんな場所を訪れては下手糞な写真を撮っております。

旧橋本遊郭の続きです。「聖地」・・・・そんな呼び方が正しいのかどうなのか、このジャンルに傾倒してまだ日の浅い私は何とも判断し難いのです。が、ネットで見る限り橋本遊郭のような雰囲気を醸し出している跡地はそう多くはないので、その辺を踏まえるとやはり「聖地」と呼んでも過言では無いのかも知れませんね。あくまでも遊里探索をする側の勝手な言い分なのですが。

















新しい建物も多くなってますが、街を通る道路の道幅は当時と変わらない筈です。
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遊郭などに関心が無ければ単純に古い街並みと言う感想しか持たぬであろうと思われますが、何か他とは違う香りのする街だと感じ取れると思います。
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この界隈で幼少期を過ごされた方のブログには子供の頃にこの辺を歩かざるを得ない時、暗い建物の奥は見てはいけない大人の世界に吸い込まれるかのような恐ろしさがあった。だからここを通る時は急いで通り抜けた。でも振り返って見てみたいような思いもあったと回想していました。
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でも振り返って見てみたいような思いもあった・・・・遊郭に対する人々の思いが集約されていると感じるのですがどうでしょうか?性は人間の原点である故・・・。
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映画鬼龍院花子の生涯で使われていた妓楼はこちらでしょうか?あれからレンタル屋を数軒回ったのですが、在庫が無いのですよ。取り寄せてみることにしましょうかね。
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どの建物も・・・・本当に保存状態が良いのですよ。
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当時の屋号が薄らと確認できます。
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照明器具が艶っぽいのです。
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旧橋本遊郭の建物で特筆すべきは欄間の彫刻の美しさです。
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縁起の良い絵柄で統一されているようです。
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左手に見える床屋さんでカットして貰うのも良かったのかも知れません。昔の遊郭に於いて床屋さんは今で言う情報喫茶的な役割をしていたとか。また当時遊女は床屋さんの上得意客だったのです。
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