京都の遊里跡地を旅してから一週間経ちます。
僅か一週間前であるのにも関わらず、随分昔に彼の地を訪れたような錯覚がします。
先日、新潟のローカルFMでディズニーランドの話題をしていました。ディズニーランドに行くと数日間魔法にかけられたような不思議な感覚になる、とラジオの中の人は話していました。
昔の遊郭は今で言うところのテーマパーク的な場所だったのではないでしょうか?そしてディズニーランドは昔の遊郭をモチーフにして造られたのではないでしょうか?強ち間違いではないような気がします。
日本のエロ建築は本当に奥が深いと思います。
五条楽園の路地を真っ直ぐ進むと鴨川にあたります。
小さなお社が鎮座されております。遊女から信仰されていたのかも知れません。
上記のお社に隣接しているお茶屋跡地。
お茶屋の跡地はアパートになっていたりと様々な第二の人生を歩んでいます。表札や、乗り物などから推測すると、若い方や外国人の方が五条楽園で暮らしているようです。
細い通りには赤線時代からの素敵なタイル建築が数軒残っていました。
孔雀と言う屋号が残っています。
二階部分の中華風の桟が凝っているお宅。
赤線時代の建築物は貴重です。廃屋にしておくのが勿体無いと思います。後ほど記事にしますが、「普通の」飲食店として若い人向けのお洒落なお店に生まれ変わったお茶屋も数軒ありました。