住友生命いずみホールのブログ -3ページ目

住友生命いずみホールのブログ

ホールでの出来事や主催公演の詳細&裏話、インタビューや解説など幅広い情報を発信します。

2024年8/13(火)は住友生命いずみホール夏季休館日とさせていただきます。

 

《チケットセンター 営業日のお知らせ》

8/10()10:30~17:00 通常営業

8/11(定休日

8/12(月祝定休日 

8/13(火)夏季休館日

8/14(水)10:30~17:00 通常営業

※日曜、祝日はチケットセンター定休日です。

この間は、便利なオンライン・チケットサービスやプレイガイドをご利用ください。

 

《ホール事務所 営業日のお知らせ》

貸しホール、主催公演等に関するお問合せは8/14以降の平日10:30~17:30にお願い申し上げます。

8/10(定休日主催公演「和のいずみ 第2回」

8/11(定休日/共催公演「歌のホリゾント」

8/12(月祝定休日/貸館公演「細川維・細川勝 ジョイントコンサート」

8/13(火)夏季休館日

8/14(水)10:30~17:30 通常営業

※8/10~8/12の公演に関するお問い合わせは公演カレンダーに記載の各主催者へお問い合わせいただくか、ホールの代表電話06-6944-2828へお願いいたします。

いよいよ来週に迫って参りました片岡リサ プロデュースの「和のいずみ」第2回。

 

このシリーズの大切なコンセプトのひとつが、

現代音楽作曲家に新作を委嘱することベルベル

普段邦楽の作品を作っている作曲家ではなく、オーケストラ作曲家にお願いすることがポイントなのです!!

邦楽音楽の作曲家と音楽の創り方が異なり、邦楽器の新たな魅力と出会っていただけるのではないかということが狙いです目

 

今年の委嘱作曲家は、京都府出身で現在フランスで研鑽を積む坂田直樹さんです。

 

(坂田さんが以前にいずみシンフォニエッタ大阪のために書いてくださった作品の演奏動画は、こちら▼)

 

 

今回「和のいずみ 第2回」で発表される新作のタイトルは、《内なる流れ》胡弓、津軽三味線、十三絃箏のための 

今回の作曲に際して、演奏家の片岡、上妻、木場各氏と綿密な打ち合わせを繰り返し、「作曲のプロセスは一筋縄でいかないものとなりましたが、他の誰も書かないような内容で、かつ、胡弓、津軽三味線、箏でしか不可能な音楽に至ることができました。本番では、皆さんの予想を超えた、新鮮な空気を感じていただけるのではないかと思います。」と新作に自信をにじませます。

 

©Keïta Nakagawa

 

胡弓と津軽三味線と箏で、どのような新たな響きが披露されるのか、今から楽しみです。

この公演でしか聴くことができない、新しい日本の音楽の誕生の瞬間をお聴き逃しなく!

 

▼オンライン・チケットはホームページへ▼

 

 

2024年8月3日(土)「いずみ子どもカレッジ 2024 みんなで楽しむ動物の謝肉祭」にご来場、誠にありがとうございました。

 

アンコール曲を以下にお知らせいたします。
===

ヨハン・シュトラウスⅠ世:ラデツキー行進曲

===

 

ご来場のみなさま
こちらのアンケートフォームからご感想をお寄せください。

 

 

ご協力ありがとうございます。
 

 

皆様こんにちは。いよいよ8月になります。

 

さて、この夏5年ぶりの開催となる「いずみホール・オペラ」の準備が着々と進んでいます。このブログでも打ち合わせや、記者発表の様子をお知らせしていますが、並行して5月からソリストのリハーサルが始まっています。

今日は、先日のリハーサルで皆さんから聞いたお話を担当ペンギンが感じたこととあわせてお伝えしたいと思います。

 

−・−・−

 

まずは、稽古の様子からご覧ください。オペラシーンに欠かせないスターが集結しています。4人が一斉に歌う場面ではスタジオ全体が鳴り響き、迫力満点です。

 

それぞれのソロやアンサンブル、「聴かせどころ」の多い《真珠とり》。場面ごとに情景を確認。キャラクターの心情についてのディスカッションが始まることもしばしば。

 

どういう表現が相応しいのか?プロデューサーの佐藤さんのイメージを具体化するために言葉のこまかなニュアンスを確認したり、歌い方をあれこれ試してみたり…。さまざま試みを重ねていくことで、登場人物の造形が鮮明さを増してゆくのをペンギンワクワクしながら見守っておりました。

 

稽古中に皆さんから伺ったお話の数々は、そのまま《真珠とり》の魅力につながることばかりでした。まとめてみると…目

 

1️⃣:心の葛藤が直接的に言葉や音楽になっている!

2️⃣:《カルメン》とは一味違う、ビゼーの才能が溢れている!

 

キャラクターや場面によって音づかいが変えてあるんですね。例えばある部分は(留学先の)イタリアオペラ的でもあるし、違うある部分はワーグナーの和声を意識している…という具合。さまざまな工夫を凝らし、技法を巧みに使い分けることで独自の世界を切り拓こうという、若きビゼーのエネルギーが迸るような作品です。

 

心の揺らぎが音楽に反映されている点は、演奏会形式にぴったり、と言えるのではないでしょうか。大掛かりな演出がなくても、聴くだけでじゅうぶんに楽しめる作品です。

 

そしてエキゾティックな雰囲気を醸し出す手法はのちの《カルメン》を生み出した劇音楽の天才ビゼーの面目躍如と言えるポイント。そして全編がフランス語が自然に響く美しいメロディとハーモニーに彩られています。

 

−・−・−

 

このように《真珠とり》は独特の魅力に溢れているのに、これまで上演機会にあまり恵まれていませんでした。しかし、近年世界的に再評価の機運が高まっています。この機会にぜひ、住友生命いずみホールでその全貌をお楽しみください。

 

先日、A席は完売となりましたがS席は引き続き販売中です。おかげさまで、お選びいただける座席が少なくなってきました。

行こうかどうしようか、お考え中の皆さま、どうぞお早めのご決断を!みなさまのご来場をお待ちいたしております。

 

 

 

 

 

 

 

箏演奏家・片岡リサがプロデューサーを務め、昨年より年に1度のペースで開催している「和のいずみ」シリーズ。

このシリーズの大切な柱のひとつが、

「邦楽器の演奏に力を入れている現役高校生がオープニングを飾る」ことベルベル

これは、日本の伝統音楽を次世代に繋ぎたいという片岡プロデューサーの強いこだわりです。

 

今年のオープニング演奏を担当してくれるのは、関西創価高校の箏曲部の皆さんです。

関西創価高校・箏曲部は、毎年全国大会に進出するほどの全国トップクラスを誇る実力派キラキラ

一糸乱れぬアンサンブルが魅力です!!

 

 

先日、片岡プロデューサーが公演に向けて練習の様子を見学してきましたニコニコ飛び出すハート

演奏作品は、三木稔「三つのフェスタルバラード」です。

総勢22名が5つのパートに分かれてアンサンブルを創り上げます音譜ピタッと揃った合奏は圧巻ですびっくりびっくり

演奏を聴いた片岡プロデューサーは、「皆さんらしく、楽しんで演奏してくださいね」と、コメント。

住友生命いずみホールの響きの中で生徒の皆さんの頑張りがどのようにお届けできるのか、当日をお楽しみに目

 

 

そんな高校生の熱演で幕を開ける、「和のいずみ 第2回」公演の本編は、他では聴くことのできない、津軽三味線、胡弓、そして箏という珍しい組み合わせでお届けします。

箏と尺八による演奏でお馴染みの宮城道雄の「春の海」を、箏と津軽三味線で演奏。

(尺八パートを津軽三味線で弾いちゃうらしいですよ!ウインク

名手・上妻宏光にとっても初の試みとのことです爆弾

この日、この公演だけの音楽がたっぷりの「和のいずみ 第2回」をお聴き逃しなく!

 

 

▼動画メッセージはこちらをご覧ください▼

 

 

▼オンライン・チケットはホームページへ▼