住友生命いずみホールのブログ

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ホールでの出来事や主催公演の詳細&裏話、インタビューや解説など幅広い情報を発信します。

2026年2月11日(水祝)「いずみシンフォニエッタ大阪 第55回定期演奏会 これからの世界、これからのいずみシンフォニエッタ大阪」にご来場、誠にありがとうございます。

 

本日のロビーコンサートでは金管楽器紹介を行いました。

そのなかで少し演奏いたしました楽曲を以下にお知らせいたします。
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ジョヴァンニ・ガブリエーリ:カンツォーネ・ペル・ソナーレ 第1番

 

ロビーコンサート出演者

 呉 信一(トロンボーン)
 阿部 麿(ホルン)

 辻本憲一(トランペット)

 佐藤 潔(チューバ)

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ご来場のみなさま
終演後、こちらのアンケートフォームからご感想をお寄せください。

 

ご協力ありがとうございます。

 

 

いよいよ来週に迫った、いずみシンフォニエッタ大阪 第55回定期演奏会

この公演から、藤倉大新音楽監督と共に練り上げたプログラムを披露します。

 

楽団から、「藤倉監督とご一緒する最初の公演では、藤倉作品を絶対演奏したい!」と意見が出て、箏協奏曲をお届けすることが決まりました。

ソロ演奏するのは、住友生命いずみホールではお馴染みの箏奏者の片岡リサさん乙女のトキメキ

 

ただいま絶賛この曲と格闘中の片岡さんから、作品についてのコメントが届きましたラブレター

 

藤倉 大:箏協奏曲

 

この曲は箏独奏曲「竜」を元にコンチェルトになった作品です。以前「竜」を演奏したことがあるのですが、これがまためちゃくちゃ難曲で、あやうく腱鞘炎になりかけたという思い出の曲でして(笑)それがどのようにコンチェルトに生まれ変わったか楽しみにしていました。

が!!!いい意味で裏切られました…

「竜」が何倍も素晴らしく生まれ変わってました…

そうです、難度も数倍パワーアップしてました!!

協奏曲では、箏が自由に飛び回り、オケがそれを支え、一緒に羽ばたいて何処かへと連れて行ってくれる、そんな雰囲気を感じています。
箏は13弦しかありません。今は20本や25本の多弦箏もありますが、より制限のある13本の箏でこんなにも楽器の可能性を拡げた作品はありません。
奏者の固定概念を覆しまくり、よりカッコよく、グルーブ感に満ち溢れた作品です。

まさに「今」を生きる箏曲です。
進化した最先端の箏、そして箏とオーケストラとの交差、ぜひ会場にお運びいただき、それらを体感してください!

 

片岡リサ

 

片岡さんが「今を生きる箏曲」と語る作品、そしていずみシンフォニエッタ大阪との共演にご期待くださいルンルン

 

いずみシンフォニエッタ大阪 第55回定期演奏会の詳細は、以下の通り。チケット好評発売中です。

 

 

◆いずみシンフォニエッタ大阪 第55回定期演奏会「これからの世界、これからのいずみシンフォニエッタ大阪」◆

 

 

 

 

間もなく、いずみシンフォニエッタ大阪の新章がスタートします!

来週に迫った2/11の第55回定期演奏会では、藤倉音楽監督とメンバーがアイデアを出し合って組み立てたプログラムを披露します。2/11の演奏会については→こちら←をご覧ください。

 
本日は、いずみシンフォニエッタ大阪の2026年度の新しい取り組みについてお知らせいたします!

 

物申すひとつコンサートが増えます!

いずみシンフォニエッタ大阪は従来通りの2回の定期演奏会に加え、もうひとつコンサートを予定しています!

「藤倉 大のこんな音楽、いかが?」を10/3(土)に開催いたします。こちらのコンサートでは、音楽監督イチオシの現代音楽をメンバーと一緒にご紹介してまいります。

 

物申す公演前夜にスペシャル・イベントを開催します!

年3回のコンサート、それぞれの前夜にスペシャル・イベントの開催を予定しています。

各公演チケットのご購入者が参加できる約1時間のイベントです。

 7/10開催 新倉 瞳スペシャル・イベント

 10/2開催 藤倉 大スペシャル・イベント(予定)

 2027.2/5開催 スペシャル・イベント(予定)

 

物申すサポーター2026/2026年度3公演セット券発売!

これまでサポーターチケットは2公演でしたが、今年度は3公演セット券にパワーアップ!

 7/11開催 第56回定期演奏会 

 10/3開催 藤倉 大のこんな音楽、いかが?

 2027.2/6開催 第57回定期演奏会

 

スペシャル・イベントの招待券もセットになりますので、3公演のリハーサル見学会と、3公演のスペシャル・イベントにご参加いただけることになります(予定)。
サポーターについては→こちらのページ←もご覧ください。

 

このようにイベントやお得なチケットを新たにご用意し、現代音楽の魅力をもっともっとお伝えしていきます指差し

 

現在は、7/11の第56回定期演奏会「Breathe, Listen, Shine」と、サポーター/2026年度3公演セット券が、ホール会員「フレンズ」の優先発売中です。

 

2/6(金)の一般発売の前に、チェックしてみてくださいね!

いずみシンフォニエッタ大阪 第55回定期演奏会は2月11日

公演をよりお楽しみいただくために、曲目解説を1曲ずつブログでお届けいたします。

 

いずみシンフォニエッタ大阪初の試み、公募によって選出された渡邉翔太さんの「朧げな⾵景の中でⅠ」の曲目解説は、こちらのブログでご紹介しております。

 

いずみシンフォニエッタ大阪 

第55回定期演奏会

これからの世界、これからのいずみシンフォニエッタ大阪

 曲目解説

 

藤倉 大:箏協奏曲 
この曲は、若きソリストLEOさんから個人委嘱を受けて作りました。
この前に、LEOさんに僕が書いたソロの作品「竜」がベースになっています。
「竜」を作る時、LEOさんと頻繁にやり取りしました。最初は数年前の年末にオンラインで。僕はまず、箏を選んだ理由を聞きました。人生の多くの時間をある楽器に捧げる決意には、何か強い理由があるはずだから。演奏家の楽器への思いは、必ず作品を作る上でのインスピレーションにします。その日LEOさんと試した奏法、コンビネーションが僕の頭から離れず、作曲に取り掛かるのは少し先を予定していたのに、気が付いたら冒頭の断片を書いていた。その断片の演奏録音がLEOさんから勢いよく毎日数回届き、聞くと続きが書きたい…これを繰り返しました。
日本の楽器に曲を書く時、僕は必ずその楽器の伝統的な奏法を研究します。そこには、西洋音楽では実験的奏法になる技法が、もう何百年も使われている。それらをどう組み合わせたら、今までにないような日本の伝統楽器のための音楽になるのか、それでいてその楽器の、そして奏者の良さが炸裂する音楽になるかを、奏者と一緒に研究して作っていきます。
オーケストラの部分は、箏から出る音がどう拡大されるか、それは音量の拡大ではなく、音楽のイメージとして広がるか、を目指して書きました。箏に羽が付き、箏のパートが羽ばたいていくのをオーケストラが助ける、と言った感じでしょうか。オーケストラはその想像上のスーパー箏の一部として、箏と一体化する…そんなことを夢見て作りました。

 

藤倉 大 Dai Fujikura

作曲家/いずみシンフォニエッタ大阪音楽監督

 

ご来場お待ちいたしております!

 

いずみシンフォニエッタ大阪 第55回定期演奏会

これからの世界、

これからのいずみシンフォニエッタ大阪

 

    2026年2月11日(水祝)16:00開演

15:30~ロビーコンサート 15:45~プレトーク

 

出演

飯森範親(指揮)
片岡リサ(箏)
いずみシンフォニエッタ大阪


曲目

オリヴェロス:The Well and The Gentle
川島素晴:ピチェクラリン讃歌
西村 朗:オルゴン 室内オーケストラのための 
フェルドマン:マダム・プレスは先週90歳で亡くなった

渡邉翔太:朧げな風景の中でⅠ(公募作品/世界初演)
藤倉 大:箏協奏曲

 

右矢印詳細&チケットはこちらから左矢印

 

いずみシンフォニエッタ大阪 第55回定期演奏会は2月11日

公演をよりお楽しみいただくために、曲目解説を1曲ずつブログでお届けいたします。

いずみシンフォニエッタ大阪 

第55回定期演奏会

これからの世界、これからのいずみシンフォニエッタ大阪

 曲目解説

 

フェルドマン:マダム・プレスは先週90歳で亡くなった 
 今年が生誕100年となるモートン・フェルドマン(1926-1987)は、ケージと並ぶアメリカを代表する作曲家である。表に音数が記載され任意にその数の音を奏でる、といった図形楽譜を創始したことで知られ、ケージにも影響を与えるが、本人はその後、五線記譜に戻る。しかしそれも、音価を規定しないで響きが連綿と綴られるようなスタイルであった。ロスコら抽象表現主義の画家との交流から、カンバスに音を嵌めていくかのような作曲姿勢をとり、また、当時の音楽が過激な爆音に満ちていたのに対して、常にpp(最弱音)のみを貫くなど、当初から個性を発揮していた。1970年に作曲された《マダム・プレスは先週90歳で亡くなった》は、音価を規定する通常の記譜による作曲に転じた転換期の作である。晩年は緩やかな反復性の中で微妙に変化していくスタイルに至り、最長7時間(!)に及ぶ長大な作品を手がけていった。
 マダム・プレスとは、12歳になって初めて本格的にピアノを習い始めた際の教師、ヴェラ・モーリナ・プレスのことで、好きなように音楽をやらせてもらえた彼女を尊敬していた。《マダム・プレスは先週90歳で亡くなった》は彼女への文字通りの追悼として作曲された。
「ソミ♭——」というフルートの音型を一貫して鳴らし続け、そこに他の楽器が響きを重ねるという手法は、本作のみであり、フェルドマンの中でも異例な作品となっている。似てはいるが、同じ響きが一切登場しない中、「ソミ♭——」という一貫した音型の表情が微妙に変化していく。

 

川島 素晴 Motoharu Kawashima

作曲家/いずみシンフォニエッタ大阪コンサート・アドバイザー

 

2/11演奏曲の解説を連載しております。

次回もお楽しみに!

 

いずみシンフォニエッタ大阪 第55回定期演奏会

これからの世界、

これからのいずみシンフォニエッタ大阪

 

    2026年2月11日(水祝)16:00開演

15:30~ロビーコンサート 15:45~プレトーク

 

出演

飯森範親(指揮)
片岡リサ(箏)
いずみシンフォニエッタ大阪


曲目

オリヴェロス:The Well and The Gentle
川島素晴:ピチェクラリン讃歌
西村 朗:オルゴン 室内オーケストラのための 
フェルドマン:マダム・プレスは先週90歳で亡くなった

渡邉翔太:朧げな風景の中でⅠ(公募作品/世界初演)
藤倉 大:箏協奏曲

 

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