フランスを代表するカリスマ・オルガニストが再登場! | 住友生命いずみホールのブログ

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こんにちは。企画担当桜です。

実は、私は2019年より「にわかラグビーファン」で、寒い冬にはモコモコになってラグビー場に試合を観戦するために通っていますラグビー

今年9月にフランスで開催されるワールドカップも大変楽しみにしています目

現地に行ってラグビーを観戦したいところですが、、、まずはフランスから素晴らしい演奏家をお迎えしますフランス

 

「バッハ・オルガン作品演奏会アンコールVol.4」では、フランスを代表するオリヴィエ・ラトリー氏が6年振りに登場します。

ラトリー氏は、2024年に再建完成が期待されるノートルダム大聖堂の首席オルガニストを長年務める、実力者です。

 

                              ©Deyan_Parouchev

 

2017年7月に開催した「バッハ・オルガン作品全曲演奏会Vol.11 トッカータとフーガはニ短調で!」公演に出演した際には、巧みなレジストレーション(音色選び)とセンスの良い演奏で、聴衆を虜にしましたハート

同シリーズの芸術監督を務めていた礒山雅は、当時ラトリー氏のことを

「傑出したテクニシャンで軽やかに、切れ味良くオルガンを弾かれ、じつにスマートなのです。長身で見た目も爽やか。そんな方なので、サイン会にはお客様が鈴なり。ツーショットを含めて、写真を撮る方の多さにびっくりしました。こういうオルガン・コンサートも、あるのですねえ。」

と語っていました。(I教授の談話室より引用)

 

2017年7月29日の公演風景(いずれも写真は樋川智昭撮影)

 

この日の演奏は非常に印象的で、「再演を希望するオルガニスト」アンケートでも上位となり、今回のアンコール・シリーズに出演いただくことが決まりました宝石緑宝石ブルー

 

今回、大聖堂の火災や世界的な新型コロナウィルス感染拡大を経て、「今、日本の皆さんにお届けしたいプログラム」をお贈りします。

長く継続開催した「バッハ・オルガン作品演奏会」シリーズの締めくくりの公演であることをお伝えしたところ、ALLバッハ+即興演奏という住友生命いずみホールのみのプログラムをご用意くださいました。

 

ラトリー氏のサイトに、ノートルダム大聖堂のオルガンで、J.S.バッハの「トッカータとフーガ ニ短調 BWV565」を音楽的にも視覚的にもカッコよく演奏している動画があります!

 

引用元:

https://www.solea-management.com/artists/olivier-latry

 

 

6/29の公演では、BWV565は演奏いたしませんが、《ドリア調》BWV538や協奏曲BWV595、BWV594など、バッハの人気作品を選曲。

センスが光る演奏をご期待ください。

公演の詳細は、こちらをご覧ください。

 

2023年6月29日(木)19時開演

バッハ・オルガン作品演奏会アンコールVol.4 オリヴィエ・ラトリー