《ポッペアの戴冠》稽古が進行しています! | いずみホールのブログ

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こんにちは、企画担当ですペンギン

 

皆様はどのような鏡餅年末年始門松をお過ごしになりましたでしょうか?

さて、ご好評をいただいている《古楽最前線!》シリーズの最終回、

《ポッペアの戴冠》はお正月を挟んで、稽古の日々となっています。

 

《ポッペアの戴冠》は一言で言うと・・・

「ポッペアと言う女性が(夫オットーネを捨て)、皇帝ネロの皇妃の座を(前妻を蹴落として)射止める」

と言う、お話。

「史実に基づく」と言うこともあって、本筋の音楽はとてもシリアス。

ですが、合間にはコミカルな場面もたくさんあり、緩急のついた構成となっています。

登場人物の心理を描く音楽は雄弁で、後の世のオペラのように明確な区分はなく、

「アリア」と「レチタティーヴォ」が渾然一体となっています。

「ポッペア」の魅力の一つと言えるでしょう。

 

秋からソリストの稽古など、準備が始まっていましたが、昨年末、

いよいよ演技をつけていく立ち稽古が始まりました。

忙しいスケジュールの合間を縫って、出演者たちが稽古場に集まりました。

演出の高岸さんが史実も踏まえた解釈を加え、

登場人物のバックグラウンドを読み解きます。

旋律と言葉が複雑な意味を帯び、

古代ローマの宮殿で繰り広げられる愛憎劇が立体的に立ち上がってきました。

 

開けて新年。

今週は通奏低音との音楽稽古が連日行われています。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、

現在残っている《ポッペア》の楽譜は「声楽パートとバスのみ」が

記されたとてもシンプルなものです。

近年いずみホールで上演してきたモーツァルトの楽譜とは大違い・・・。

 

そこで必要になってくるのが、音楽の肉付けをする作業。

その骨格となるのが「通奏低音」です。

残された楽譜からハーモニーを読み解き、

ふさわしい音色を当てはめていきます。

「通奏低音」を担当する楽器もさまざま。

今回の公演では・・・

チェンバロ、ヴァージナル、オルガン(鍵盤楽器)、

チェロ、ヴィオローネ、テオルボ(弦楽器)

ドゥルツィアン(管楽器)

と、7種類の楽器が担当します。

 

連日、限られた時間ですが、

さまざまな楽器の組み合わせを試し、ふさわしい音色を決めていきます。

 

この読み解き方は演奏者によってさまざま。

「同じ上演は2つはない!!」のです。

 

いずみホールオリジナルの《ポッペアの戴冠》

お見逃しなく!

 

チケットは好評発売中です。

詳細は公演ページをご覧ください。

 

古楽最前線!- 2018

中世・ルネサンスを経ての開花―初期バロックまで

躍動するバロックVol.5 オペラ《ポッペアの戴冠》

 

2019年1月19日(土) 13時30分開場 14時00分開演

 

S席=¥13,000 A席=¥11,000 B席=¥9,000 学生=¥6,500
いずみホールフレンズ会員S席=¥11,700 A席=¥9,900 B席=¥8,100

A席は字幕・アクティングエリアが見えにくいお席です。
B席はアクティングエリアが見えにくく、字幕がご覧いただけません。
ご了承の上お求めください。

 

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