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今月使用している宝珠の香合は
雑貨屋さんの店先に並べられていた品です。
珍味入れとして作られた器ではないかと
想像しています。
「このような物でも香合として使えるのよ」と
茶道の稽古を始めてまだ間もない頃、
お稽古の帰り道に、先輩が教えてくれました。
先輩ご自身が購入して、その時一緒にいた三人にも一つずつプレゼントして下さいました。
ずいぶん昔の事です。
気取った品でなくても
茶の湯は出来るものだと知りました。
今ではすっかり我家の香合になりました。
思い出と共に大切に使っています。
今日は淡々斎好みの徒然棚を使用して
盆香合、包袱紗、大津袋、入子点
運びの薄茶の稽古をしました。お陰様。