昨日

久高島へと話したら

女店主のMさんは

顔を変えて

「久高島へは

どうして?行ったんですか?

私達、地元では

あそこが神ンチュの場所と

知っています。

私も数度しか

訪れてません。」

と少し怒りを

露わにされたようだった


私は

涙が出てしまい

息子が

ちょうど2年前の昨日

追突され

今日亡くなったので

神さまに

祈りを込めたくて

久高島に行きました

と伝えてた


人には

話さないつもりだったのに



そうしたらMさんが

「そうでしたか。

良く たった2年で

ここまで

復活されましたね。」と

言ってくれた



夫が

「彼女は、

大丈夫になったのではなく

大丈夫そうに気丈に

見せてるだけって

言った方が正しいかな?」と

Mさんに言った


Mさんは

頷いて

「実は私の従姉妹は

2年前に

息子を35歳で亡くしました。

だから私は、

あなたの悲しみ解ります。

だから百名に

土地を買ったんですね。

斎場御嶽が

世界遺産になってから、

あそこは

お金を取るようになり

観光地みたいになりました。

あそこにはもう

神ンチュはいないねと

話してます。」と。

夫は

僕も御嶽が観光地に

なっている事を悲しく思ってます。

(それで世界遺産検定

取ったんだね)

「分かりました。

あなたにユタを

ご紹介します。

息子さんを

降ろしてもらいたい

ですよね?


久高島で

お香のけむさを

取った香りがしましたか?

そういう方は

たまに、

本当にたまにいます。

3周

迷わされましたか?

なるほど。


分かりました。

だから貴女を

私の信頼する

ユタと繋ぎます」と

言ってくれた


「私の従姉妹は

息子の物を全く

整理出来ません。

ユタの言葉も入りません。

子どもを失くすとは

そういう事なのです。

沖縄でユタの言葉を

聴けないのは、

よほどの事ですから。」


私は夫が

「悠馬が旅立ちした時に

棺に手紙を

それぞれ書いて入れよう

悠馬が読むはずだから」

と言ってくれた事を

話した


「悠馬がこの世に

まだ居ると思ってしまうと

悠馬が困るだろう?

だから

悠馬の物は早く整理しよう」と

言った事を伝えた。


夫は食べた後

気を利かせ車に戻って

Mさんと私だけになった


「ご主人はあなた以上に

高いエネルギー

持ってますね


ご主人の発する言葉から

読み取れますよ」

百名の土地を

決めたのは

夫だった

百名が聖地の入り口と

知ったのは

購入を決めた

後だったから


「あなたは沖縄に

生まれていたら

ユタでしたね」

と言ってくださった


そうしたら

地元の人が数人

来店した


私が話をやめても

Mさんは

そのまま話を続ける


「そうですか。

息子さんを。

だったらユタに

口寄せしてもらうといいよね。」って

他の人とも、話になった


内地では、もう

神ンチュの話は

タブーなんでしょうね。

亡くなった人は

肉体は無いけど

軒下にいるって。

それが普通ですから。


普通に当たり前に

この店で話してる事が

気持ち良くて

ウキウキした


作業して入ってきた

おじいさんの

ズボンのポケットに

沢山のグアバ


そこで木になってるから

って私にグアバをくれた


何を話してるか

さっぱり分からない

沖縄の言葉


少しMさんが通訳


南部最高!


帰りにMさんが

Mさんの連絡先を

渡してくれた

私も連絡先を渡した


ユタに連絡します。

ユタのオッケーが出たら

あなたにユタの連絡先を

渡します

と言ってくれた


ご縁あるといーなと

食堂を後にした


続きは

また書くね