今、朝9時


49日前の今頃は、
この3日が山です
とドクターに告げられ

この3日が過ぎたら、
兄ちゃん
元気になっていくんだねって
夫と、とても興奮しながら
転院先の地元の病院はどこに
しようか?とか
しばらくは介助が必要だから
2人の仕事のサイクル
どうしようかね
なんて、
喜びながら話をしていました。

治療続いて
兄ちゃんには
夜中に駆けつけた時
ほんの少ししか
会えなかったけど
これから元気になれば毎日
つきっきりだから、
今のうちに
色々な事しとかなきゃね
なんて、のんきに
夫と話していました。

いつでも親は、
親バカです。
私なんて、高校卒業してから
兄ちゃんとは
離れて生活していたので
久しぶりに兄ちゃんに
ベタベタ出来る
なんて、
こっそり喜んでたし。

兄ちゃんの大好きな
唐揚げは、
いつ頃食べさせて
あげられるかなあとか
バイクの本買って来て
退屈だろうからね
入院長引くと
なんて思ってました。

悲しくもないし、
眠くもない
ひたすら、兄ちゃんの為に
自分の時間が使える事に
ワクワクしていたのでした。

腎臓二個とも
損傷して透析しているから
私の腎臓を一個
移植してもらおうかなあ
とかも考えて、
手術になったら2人で入院かぁ

夫には家事を頑張ってもーらお
とかも考えて、
頭は妄想モードでした

現実を知り
打ちひしがれて