先日、ショッピングモールで目に留まり購入したのがこちら。



ミルクケーキ飛び出すハート

山形県で作られているお菓子です。


学生時代に寮生活をしていたとき、山形出身の友達がよくおみやげに買ってきてくれました。


わりと大きな寮だったので、北は北海道から南は沖縄まで、各地から集まっていました。


寮では、同じ階の友達とそれぞれの地元のお菓子などを持ち寄り、しょっちゅうおしゃべりタイムニヤニヤ


そのときのお菓子のひとつがこのミルクケーキでした。


さて、このミルクケーキ。


名前の通り、ミルクの風味たっぷりです。


原材料もこの通り。



牛乳は特に好きでも嫌いでもありませんが、甘味のあるミルク風味のもの、特に練乳は大好きよだれ


食生活の見直しをしてからは控えています。


 小さい頃の夢は、雪印の缶入りのコンデンスミルクを好きなだけ食べることうずまき


親元を離れて寮に入り、仕送りでやりくりするようになったこの頃、さっそくコンデンスミルクを買ってきて夢を叶えましたチョキ


コンデンスミルクの味と似ているので、ミルクケーキも大好き飛び出すハート


寮の友達にも大人気のお菓子でした。


このミルクケーキ、名前に「ケーキ」とついていますが、わりとハードタイプ。


かじるとボリボリと音がします。


みんなでおしゃべりに花を咲かせながらボリボリボリボリ、1人4,5枚は軽く食べていたと思います。


そんな寮生活でしたが、その中で少し異色だったのが斜め向かいの部屋だった理学部のSちゃん。


腰までの黒髪ロングヘアで細身、食べることにあまり興味がない感じで少食。


よくカリタの耐熱ガラスポットでお湯を沸かし、ドリップコーヒーを飲んでいました。


聴いている音楽はピンクフロイド。


一浪していたこともあって大人っぽく、ちょっとクールで人と群れないタイプ。


おしゃべりの輪に入ることは少なかったのですが、部屋に遊びに行くと色々とおもしろい話を教えてくれる人でした。


Sちゃんに、萩尾望都の漫画「百億の昼と千億の夜」や小説「レベル・セブン(宮部みゆきさんのレベル7とは別のSF作品)」等をすすめられて読んだのを覚えています。


そのSちゃん。


私の部屋で午前中にミルクケーキを1本、食べ始めたことがありました。


そして、その日の午後、多分4時過ぎに私がSちゃんの部屋に行くと、なんとSちゃんは、まだそのミルクケーキを食べていました滝汗


「これ、食べるのに時間がかかるのよ~」


ロングヘアをかき上げながらアンニュイな雰囲気でのたまうSちゃんに、ミルクケーキ1本を間違いなく1分以内で平らげる私(15秒でもいけます)は、


「これが体型の差を生むのね~真顔


と、しみじみ思いましたダッシュ


私の名誉のために言っておきますが、他の友達もミルクケーキを食べるスピードは私と同じくらいでした。


40年も昔のことを思い出しながら味わったミルクケーキですが、久しぶりに食べてみると、ちょっと味が変わった感じがするような、しないような・・・。


いずれにしても相変わらず美味でしたデレデレ



縦21mm、横76mm。

〈家計簿より〉
ミルクケーキ 237円