前回の続きです。


病室で2023年を迎えた私。


三が日は検査もなく、病室に来る方々も少なくてゆっくり過ごしましたが、4日はさっそく髄液検査(3回め)でした。


この頃になると、発疹はところどころに残る程度になり、顔の色も普通になっていました(それまで発疹は出ていなかったけれど、赤らんでいました)。


熱は夕方に時々37℃に上がる程度。


髄液検査の影響による頭痛(髄液が減ったために起こるもの)があり、長い時間体を起こしていることはできませんでしたが、概ね回復傾向でした。


でも、おなかの表面や右脚の違和感は相変わらず。


このまま治らないのか心配でした(現在はこのときの違和感はありません😊)。


また、離床センサーが外され一人でトイレに行くようになっていましたが、筋肉がすっかり落ち、点滴のスタンドを杖代わりにして(点滴をしていないときも)歩いていました。


シャワーをするとき、たまたま鏡にうつった自分の上半身があまりに薄っぺらで驚愕😱


看護師さんが教えてくれたベットで横になったままできる筋力アップの体操を始めました。


(病気になる前は体重が減るとうれしかったですが、今は恐怖です。)


そんな年始め、私はすっかり忘れていた大切なものの存在に気付きます。


それは、花びら餅✨


私の大好物です!


花びら餅は1月20日頃までの期間限定、お正月の和菓子。


この短い期間に毎年必ず5個以上食べます。


それほどの大好物だったのに、 髄膜脳炎ショックで存在そのものを忘れていました😲。 


お店に電話すると、10個から配達してくれるとのことで、迷わず10個注文。


母と5個ずつ分けました(さとるさんは花びら餅が苦手)。


さとるさんが持ってきてくれた花びら餅のおいしかったこと!

 

『来年も食べられるかなあ。。。』


ちょっと悲しくなったりもしながら、新年の味を楽しんだのでした。