小指は地球、親指は月のように すらりと伸びた肩と腕を手にいれる2 | いずみヶ丘整骨院 院長の身体の事についてのメモ書きのようなもの

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首と肩の悩みを頭の骨・背骨・内臓の調整など、全体的に調整して楽になっていただくという事で改善を目指す治療院です。@福岡県北九州市

皆さんこんにちは。
ナチュラル コンディショニング ラボ
いずみヶ丘整骨院の、山本です。
ブログをご覧になってくださる皆様有難うございます。

前回肘から先だけ動かして、肩の動きを動かしやすくするやり方を紹介しました。
今回は、肘から先の腕の使い方の話をします。

ブログ
すらりと伸びた肩と腕を手にいれる

このブログの中の肘から先の動きで、何故肩の動きが良くなったかですが、ざっくりいうと、隣り合った筋肉は膜で繋がっています。

肩関節から肘関節、肘関節から手首、指というように、関節をまたいで着いています。

手首の筋肉を無理して使っていると、膜を引っ張ってそれが伝わり、遠くの肩の筋肉に緊張を出して動きにくくします。

ここで肘から先の動きで、誤解されやすい動きがあります。
それは回内、回外という掌を返す動きです。

拳をひねる動きで説明します。

皆さん拳を内にひねる動きをこう思っていませんか?


肘から手首までの骨は外と中の骨でできていて、小指の骨の上をクロスするように、親指側の骨が大きく動きます。


(画像はネットよりお借りしました)

なので、このような動きになります。

上の写真と違うのは、小指側が中心になっていて肩と肘が上がらずにひねる事ができています。

腕から手の先までを一本の骨のように意識していると、上の写真のような肩の上がる手首の使い方になっていて、動き的に肩に負担がかかりやすくなります。
(この肘から先の使い分けは、親指側の外側の骨の名前で「撓骨の意識」と呼んでいます)

これは、太極拳で肩と肘を上げないように使う
「沈肩墜肘(ちんけんついちゅう)」
という、使い方になります。

だから、前回のブログの中の小指を棒から離さずに手首を返す動きは、骨と関節を正しく使う動きなので、手首の筋肉の無駄な緊張が減り、それが肩まで伝わり肩の動きが良くなるのです。

肩甲骨から腕の先までキチンと意識して使えている人は、とても柔らかくしなやかな筋肉をしています。

女性に多い、二の腕がたるんでいるけれど、力こぶのできる筋肉上腕二頭筋という筋肉が固い人も、この肘から先の二本の骨を上手く使えていない人が多いです。

この動きが意識して使えると、しなやかにすらりと伸びた腕になりやすいのです。
(本当に二の腕のたるみが減りますよ(^^))

安定した状態、どうすれば元気でいられる身体に「なれる」のか、それをお教えします。

ナチュラル コンディショニング ラボ
いずみヶ丘整骨院

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