日本百名山(注意喚起) | APPLE tea3

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ブログの説明を入力します。


「初心者向け百名山」という検索で
まとめサイトを見ることが多いのですが
その中の「蓼科山」と「大菩薩嶺」へ
先日、登ってきて思ったことがあるので
書きたいと思いました。



まず、大菩薩嶺ですが
スニーカーで歩いている方や幼い子と
一緒に歩いている方を多く見かけました。


富士山が雲でチラ見えレベルでしたが

とても良い景色が望めました𖤐´-

初心者向け百名山というのも納得。

スニーカーでも登れなくは無いと思います。

ただ、我が家の行ったルートだと


標準的なコースではありますが8.3km歩きます。

その距離を考えると幼い子を連れた方や

体力に自信の無い方は

第1~第3駐車場→雷岩→大菩薩嶺山頂→雷岩→第1~第3駐車場までの往復がオススメです。




大菩薩嶺山頂は


標識があるだけのゼロ景観の場所ですが

大菩薩嶺登頂した達成感をお楽しみください。





私たちが行ったルートでは






こんな景色が見えます。

体力に自信があれば初心者でも楽しめます。







次に紹介するのは蓼科山。

ちゃんとした登山者向けの

登山知識のある方が書いた

YAMAPやYAMA HACKなどのサイトには

初心者向けという記載はありませんが

誰が書いたかも不明なまとめサイトでは

初心者向けという記載がある山です。






生憎、我が家が行った日は天気予報が不安定で

大ハズレして天気はイマイチ。

だけど美しい雲海が拝めました。




ただ。登山道は


ゴロゴロと大きめな石が転がっている

登山用語でいうと

「ザレたり、ガレたり」している所が多く

登りは良くても下山時は足を取られやすいので

非常に歩きにくいです。




山頂付近になると


左下に見えるのが足場ですが

大きな岩を登りながら歩みを進めます。




山頂も平坦ではありますが

こんな感じの岩だらけです。


本当にゴツゴツしていて登りで疲労した足には

歩きにくい山頂です。





このサイズの岩を渡り歩く感じです。




標高差や歩行距離だけを見ると簡単そうだし

初心者でも行ける気がする!と思いがちですが

山を舐めたらいけません。



「山の天気は変わりやすい」と言いますが

正にそれで、我が家は下山の大半は

雨に降られる事になりました。




たまたま声を掛けてくださった登山者さんも

「初心者向けなんて言うけど違うよねー」

と笑って話されていました。

全くもってその通りだと感じました。

(その方々は明らかに登山経験の長そうな

装備と歩きっぷりでした。

相手の方も我が家が子連れだけど

登山初心者ではないと判断して

そのように声を掛けたのだと思います)




蓼科山は登山装備が一式、備わっていて

低山でそこそこ経験のある方が

百名山初心者として行く山だと思いました。




誰が書いたかも不明なまとめサイトを参考にせず

登山知識のある方が書いている登山者向けの

サイトを参考にしてください。




ちなみに。登山者向けサイトで見たところ

蓼科山は難易度1~3の「2」

体力度1~3の「2」という記載でした。




我が家も子連れではありますが

登山装備が一式、備わっていて

低山を2年以上は経験していて

どれくらいのレベルが合っているのか

下調べをしっかりと行い、

判断が出来ること、引き返す事も勇気と

心得て挑んでいます。




昨今、弾丸富士登山のニュースを多く

目にしますが

初心者向け百名山だって!と

軽視せずサイトの信頼度を見定めて

情報収集して欲しいと思います。




山の天気は変わりやすいから

上下セパレートタイプで

透湿防水のレインウェアは必ず持参すること

汗冷え対策に速乾性のあるポリエステルや

身体が冷えにくいウールを着用すること

万が一の寒い時に備えてフリースやダウンなど

防寒着を持参すること

行動中に空腹にならない為にカロリーを

簡単に補給できる食べ物を持参すること

歩きやすく防水性のある登山靴を履くこと

水分は多めに持参すること

基本的な最低限のことを書きましたが

よく分からず挑むと危険だという事を

言いたくて書きました……。