冒頭にいきなり私事ですが、本日、38歳の誕生日を迎えました。


28歳で市議会議員となってから、3期10年目を迎えることことになりました。

 

37歳の一年間は結婚し、市議会議長を務め、青年会議所では副理事長を務めるなど、これまでにない貴重な経験をさせていただきました。

 

この一年も昨年に負けないように公私ともに充実した一年になるよう頑張って参りたいと思います。
 

今後とも、皆様のご指導ご鞭撻のほど何卒宜しくお願い致します!

 

さて、標記の件ですが、7月16日に議員総会が開催され、新型コロナ対策の一般会計補正予算(第4号)が説明されました。

 

今後、7月28日に臨時市議会が開催され、一日で予算が審議されることになりますが、今日は予算の主な内容についてお知らせします。

 

本題に入る前に、国の補正予算で地方がある程度自由に使える「新型コロナ対策地方創生臨時交付金」という財源がありますが、財政の厳しい三木市でコロナ対策をしていくにはこの財源をいかに上手く使うかにかかっております

 

三木市には9.4億円配分されておりますが、これまでに5.2億円使い、今回の補正で予算が全て可決された場合は3.1億円が使われることになります。(9月議会以後に使える財源の残りは1.1億円となります)

 

議員総会での私の質問に対して、副市長は「臨時交付金は翌年度に繰越もできるが、可能な限り使い切れるように、執行残がある場合はすぐに次の予算に使うような運用を行いたい」という答弁がありました。

 

是非、そのような姿勢で地方創生臨時交付金を有効に活用していただきたいと思います。また、私の方からも使途について政策提案してまいりたいと思います。

 

<①中小企業・個人事業主に対して家賃を支援>

国では5月~12月のどれか1か月に50%の売上減があった中堅、中小、小規模事業者、フリーランスを含む個人事業者に家賃の3分の2を半年分支給する制度を7月14日から運用します。

三木市では国の制度の対象外となる2月~6月の間の任意の1か月間で売上が対前年比30%以上減少している場合上限30万円(月額10万円)の家賃支援金を給付します。

申請期限は10月末までで、500件を想定しています。対象となる事業主の方は是非ご活用ください。

 

<②みっきぃとくとく・マイナポイントを2倍に増額>

以前にお知らせしましたように、

三木市内の対象店舗でマイナポイントを使って2万円分お買い物した場合、国のプレミアム5千円分と合わせて1万円のポイントがもらえる事業を9月から開始します。

 

前回は、1万人分のポイント上乗せを行うこととしておりましたが、今回の補正で対象者を2万人に増やすという予算補正をおこなうことになります。

 

6月末時点での三木市のマイナンバーカードの申請率が26%で、マイナンバーカードを持つ三木市民2万人が全員マイナポイントを申込んでやっと達成できる数字となる(もちろん、みきマイナは市外の人も市内の対象店舗で買い物したら使えるのですが)ため、私は2万人というのはかなり高い目標ではないかと指摘しました。

しかし、この事業は市内の小規模店舗が対象のポイントであるため、2万人を達成できるよう、マイナンバーカードの取得数やマイナポイントの申込数を増やすよう全力で取り組んで欲しいと要望しました。

 

従来の紙のプレミアム付き商品券事業では、大規模店舗で商品券の大部分が使われてしまっていましたが、商品券自体を売るためにそれもやむを得ない部分がありました。

 

今回のコロナの自粛期間では唯一開いてたスーパーなどの大規模店舗はむしろ売上が上がったところもあるぐらいでほとんど影響がありません。

一方で、小規模の飲食店などは非常に大きなダメージを受けました。そういうところに光を当てる事業だと思います。

 

この事業は非常に高い目標となっていますが、非常にお得な事業です。三木市民の皆様、三木市近郊の皆様、是非とも三木市内の対象店舗でマイナポイントを使ってお得に買い物をしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします!

 

<中小企業事業継続支援給付金の増額>

売上5%減などの要件で受けられる国の実質無利子、無担保融資を受けた市内の中小企業、個人事業主に対して融資額の5%(上限30万円)を補助するこの事業は10月末までの期限で500件の申込数を想定していましたが、現時点で471件の申請があり、予算が足りなくなる見込みとなりました。今回、300件分の予算を追加します。