私の地元、自由が丘のど真ん中で、汚物を放置して犬を多頭飼育するという、いわゆる「多頭飼育崩壊」が発生し、住所不定、会社員55歳が動物愛護法違反により逮捕されるという事件が発生しました。
動物愛護法の改正により罰則強化後、逮捕は兵庫県で初の事例ということもあり、このニュースはネットニュースで全国に発信されるとともに、新聞、TVにも大きく取り上げられました。
まさか1万6千人が住む住宅地の中でこんなことがあるなんて思いもよらないことでした。
これを受けて、本日、地元自治会の役員の方と一緒に市役所に「①家屋の清掃・消毒 ②空き家の管理保全」の要望を伝え、今後の対応を協議しました。
現場となった家は、現在、空家となっている家ですが、家主では無い容疑者が犬を多頭飼育し、2~3回に一度えさをやりに来ていたということです。家の二階の床が抜け落ちており、糞などがひざの高さまで溜まっているような状況のようです。
犬の死骸も発見されたということで、大変痛ましいことです。
自治会としては当該空き家の玄関先までの掃除を行いそれで大分臭いは減ったがまだあり、ネズミなども発生している。
家の中は掃除できないのでどうにかしてくれという要望を市に行ったところです。
私も本日現地を確認しましたが、警察のテープが巻かれ、現場保全の状況にありました。
周辺の皆様が掃除をしていただいていますが、まだ臭いはありました。
現場にいらっしゃったご近所の住民にお話しを伺いましたが、66頭はあくまで警察が確認した数であり、本当は100頭以上飼っていたのではないかという話でした。
周辺の住民の方からも「どうにかしてください」とお願いをされました。
家主さんとは別の人間が多頭飼育をしていたということで、家主に改善をお願いしても中々、難しいところもありそうです。
今後、市には行政代執行も含めた対応もお願いしてまいります!