ブログの更新が送れ申し訳ございません。

この度の12月議会の議案等についておしらせいたします。

 

まず、条例については市長・副市長、議員、一般職員の人事院勧告に準拠した賞与の改正があります。

他には、市民税の改正があります。

国の法改正によって、このたび、平成30年度から平成34年度までの5年間に限り、個人の市民税に限り、健康診断や予防接種などの健康の維持増進や疾病の予防への取組を行っている場合に、国が指定する医薬品等の前年中の購入額が、1万2千円を超えた額について8万8千円まで総所得金額から控除される医療費控除の特例(これは従来の医療費控除との選択制)、いわゆる「セルフメディケーション税制」が創設されることとなったため、所要の改正を行うものです。

 

つまり、検診や予防接種を受けている人で、自分で市販の風邪薬を買ったぐらいで病院にかからなかったという場合にはこちらで控除するのが得になるという制度です。ただし、控除対象額は1万2千円以上買った場合で、8万8千円までということで、健康な人がそんなに薬を買うか疑問ですが、病院にかからなくても医療費控除インセンティブには多少なるかと思います。

 

また、企業誘致促進条例は時限立法ですが、5年間の延長となりました。これについては雇用の観点から良かったと思います。しかし、三木には現状、企業誘致の立地が無いということが大きな課題となっています

これら条例に関しては、委員会ではすべて可決となりました。

 

予算に関しては、この度は、上ノ丸保育所の移転に関する予算が計上され、それに対応する形で総務環境常任委員会に請願が提出されました。

上ノ丸保育所では、これまで国史跡のため、掘削を伴う工事はできないと思われていたが、保護者の要望もあり、9月補正で耐震診断を行うこととなり、その結果、既存部分以外の掘削は必要が無いため、掘削を伴う工事が可能ということが判明しました。

しかしながら、その場で耐震化するよりも工期が短いということなどから、健康福祉センターへの移転案がしめされ、今回予算計上されました。

保護者の意見は、9割が今の場所での耐震化を求めるというものであったため、移転ではなく、耐震工事を求める請願が出されました

 

委員会では、そもそもこどもの安全を早期に確保するには工期が短い移転を進めるべきという、請願への反対意見もありましたが、4対3で請願が採択されました。(私は委員長のため、採決には加わらず)

一方で、移転費用を含む予算は全会一致で可決されております。

本会議終了後に、今後の方針を説明する議員総会が開かれますが、当局はどうやら本会議での請願の採決を見て、方針を決めるみたいです。

 

それ以外については、新聞にも出ておりましたが、三木SA北側大型集客施設は断念するということのようです。

一方でスマートICは続けるそうですが、すぐ近くに三木・小野ICがあり、スマートICだけやることに何の意味があるのかこれでよくわからなくなりました

 

市長が変わって、政策を変更するのは全然悪いことではないと思います。しかしながら、三木活性化策の代案が示されていないのは気になります。雇用が無いため、若い人が残らないのです。三木はこのまま何もしなければ人口はどんどん減少していくのではないでしょうか

仲田市長にはもっとリーダーシップを発揮してほしいと思います。