野党第一党の混乱の状況はまだまだ続くようです。
最近までの流れをまとめました。
①民進党の前原代表「民進党の希望者全員が希望の党に合流できるようにする」
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②希望の党小池代表「リベラル派は排除する」
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③民進党の枝野氏ら立憲民主党立ち上げ
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④前原代表「全て想定内」
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⑤希望の党の支持率急速に下落。都知事としての小池氏の支持率も急落。一方で、立憲民主は支持率上昇。とはいえ、自公与党は堅調で300議席超。
これに加えて旧民主党再結集や希望の党の公約を守らないことを公言する議員が続出というとんでもない話が出てきていますので、お知らせします。
衆院選 希望の民進系造反「9条改悪反対」「小池氏ひどい」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171017-00000056-san-pol
衆院選を前に民進党から希望の党に移籍した前職の中に、希望の党の公約と大きく異なる主張を掲げる候補が続々と出始めた。希望の党が容認する「憲法9条改正」などの“踏み絵”を踏んだはずなのに公然と異を唱え、小池百合子代表を批判する声まで上がる。希望の党の失速で焦りを募らせているようだ。
「憲法9条の改悪については明確に反対」。香川1区から希望の党公認で立候補した小川淳也氏は、党の公約に「憲法9条を含め改正議論を進める」と明
記されているにもかかわらず、自身のホームページにそう書き込んだ。
小川氏は16日、高松市で行った街頭演説で「小池氏の物言いは『排除』などひどい。私の政治信条は変わらない」と強調。この日は改憲派の前原誠司民進党代表が街頭演説を行う予定だったが、急遽(きゅうきょ)キャンセルした。後援者らを集めた15日の会合では「立憲民主党と無所属、民進党の人たちを巻き込み、野党再結集、再合流へと歩みを進めなければならない」と言い切った。香川1区は立民や共産党が候補を立てておらず、「反自民」票を自身に集約させたいとの思惑がにじむ。
民進党を“再結集”?「合流は間違いだった」と期待する声も
https://www.houdoukyoku.jp/posts/19796
・民進党・小川参院議員会長「立憲民主党や無所属の候補、希望の党から立候補して当選した人も含めて、民進党を軸に結集を図りたい」
・参院議員の多くは、希望の党への合流に否定的
・立憲民主党・枝野代表は、民進党に戻ることを否定
小池人気にあやかって民進党を離党したはずの人達が、新党が人気が無いとわかると党の公約と平然と反する行動をする。
ましてや、新党で当選した後で、もう一度民進党で再結集するなんて事は国民を完全に愚弄した話です。
枝野氏はまだまともだと思います。
私も選挙で選ばれる立場なので、落選したらやりたいことが何もできなくなるという怖さはわかります。
しかしながら、選挙に当選するためだけに新党を利用して、不利になったら批判するこの節操の無さにはあきれます。
是非、こんな人達に騙されないようにしていただけたらと思います。