8月臨時議会が8月3日の1日間だけではありますが開催されました。

 

議題は副市長人事と前市長の慰労会問題についての百条委員会決議でありました。

 仲田市長の所信表明もありましたが、時期的に予算編成に絡む事もありませんので、特に具体的な話はありませんでした。

 前市長が進めていた主要施策であるゴミ処理の民営化、大型集客施設についてはゼロベースでの見直しを行うという事です。

 

 大型集客施設については、三木SA付近のスマートICが国の準備段階調査の対象となった(準備段階調査の対象となってスマートIC設置されなかったケースは無い)事で、実現可能性が出てきたという事もあります。

 

 三木市の最大の問題である若者世代の減少による人口減少について、新市長がどのように考えているのか、これはきっちりと確認しなければいけないと考えています。

 このまま何もせずにいて良い訳ではないと私は考えます。

 

 仲田新市長の右腕となる2人の副市長人事は退席1名(加岳井議員)の他、全会一致となりました。

 一人は大西浩志氏で市役所OB、もう一人は合田仁氏で元兵庫県の課長級です。

 副市長も決まった事ですし、より良い三木を作るために頑張って欲しいと思います。

 

 百条委員会の決議は全会一致で採択され、百条委員会が設置されました。

 

 その百条委員会ですが、200万円の費用がかかるようです。

 主な費用は議事録作成費110万円で80時間を想定しているそうですが、テープ起こしするのにこれはかかり過ぎではないかと指摘しておきました。

 議事録作成費に多額の費用がかかるのは、百条委員会に限った事ではないようですが、委託はしかた無いとしても、もっと安い業者があるのではないかと思います。

 

 不祥事の再発防止には議会としても取り組む必要がありますが、この問題で市民の税金をこれ以上かけるような事はできないなと考えます。

 そういう意味ではしっかり百条調査をしなければなと思います。