本日、リオオリンピックが閉会式を迎えました。
今回のオリンピックで日本の獲得したメダルは41個と過去最高を記録(金12、銀8、銅21)し、四年に一度しかない世界の頂点の舞台で、日本人選手の皆様が活躍してくれた事で、多くの感動をもらいました。
同じ日本人として、本当に嬉しく、誇りに思います。
今大会初の金メダルを獲得した水泳メドレーリレーの萩野選手は自由形でも世界と勝負できる所を見せてくれました。
体操の絶対王者と言われる内村選手は個人よりも団体戦での金メダルを一番の目標として有言実行し、疲労や故障のある中で個人総合でも逆転で金メダルを取ってくれました。
柔道も史上初の男子全員メダル獲得という偉業を果たし、女子も多くのメダルを獲得してくれました。
女子レスリングでは残りわずかな時間での劇的な逆転勝利を何度も見せてくれました。
卓球は男子が個人、団体で初めてのメダル、女子も団体戦で苦しい戦いを制して銅メダルを獲得しました。
女子バドミントンはタカマツペアが史上初の金メダル、個人でも奥原選手が銅メダルを獲得しました。
最後のメダル獲得となった男子400mリレーではアジア記録での銀メダル獲得という偉業を果たしました。
100m個人のタイムでは9秒台の選手がいない日本がバトンパスの上手さなどによって、チームでは銀メダルを獲得するという、チームワークの大切さという今大会の日本人選手活躍の象徴的なものを見せてくれたと思います。
この他にも多くのメダリスト、惜しくもメダルを逃した選手の皆様も本当に頑張ってくれたと思います。お疲れ様でした。
閉会式はリオで頑張った選手たちを称える場であると同時に、4年後の東京オリンピックへのバトンタッチの場でもありました。
閉会式の東京オリンピックプレゼンテーションの映像、プロジェクションマッピングによる会場演出も非常に素晴らしい物でした。
日本の誇る漫画、アニメ、ゲームというエンターテイメントとスポーツの融合を見事に表現したなと思います。
北島康介選手や高橋尚子選手といった実在のスポーツ選手とともに、キャプテン翼など日本のキャラクターがボールをつなぎます。
会場でも大きな歓声があがっていましたが、日本のアニメ、ゲームなどの影響力の大きさを改めて感じました。
最終的にはボールを渡された安倍首相がマリオに変身し、ドラえもんの力を借りて地球を貫く土管を通って、東京からリオへ向かうという映像が流れ、その後、実際にフィールド中央に置かれた土管からマリオの格好をした「安倍マリオ」が出現するというものでした。
安倍マリオには爆笑しました。
マリオの服がすぐに脱げたのはやはりちょっと恥ずかしかったのでしょうか。
とにかく、椎名林檎さん等が携わった今回の演出は非常に良かったと思います。
東京オリンピックでもこういうクールな演出を見せて欲しいなと思います。