都知事選挙の中で、待機児童問題について考えさせられる一幕がありましたので、お知らせします。

 7月23日付スポーツ報知「鳥越氏、母親ら前に勉強不足を露呈」以下引用します。

 『鳥越氏の方から参加者に「私は都立の保育園を作りたいという気持ちがあるんですが、それについてどう思いますか」と質問したが、母親らは「正直、それは話題性でしかないと思う。それを実現するために都で人材を育てていく暇があったら、今あるものを拡充して、まともに機能できるようにしてほしい」。さらに「都の保育施設という意味では、でに認証保育所というものがある。新たに作らなくても、それを見直すことができるのでは」との意見も出て、“勉強不足”を露呈する場面も見られた。』

 現実を見ずに、問題は全てパブリックで解決するというまさに共産党的な発想が出たなと思います。
 保育の現実に直面しているお母さん方からその場でダメ出しされるとは候補者として何とも恥ずかしい話です。

 この件に関して、前大阪市長の橋下徹氏は24日のツイッターで以下のようなコメントを出しています。

 「待機児童対策で役所直営の保育所を増やすことは絶対にあり得ない。公立と認可の違いも分かっていないのでは?知事を目指すなら、憲法改正反対、原発反対よりも、保育所の仕組みをもっと勉強すべき
 

 この記事は鳥越氏がどうこうよりも現実の保育所、待機児童問題についての記事であります。
 とはいえ、鳥越氏についてはあまりに不勉強ではないかと思います。
 
 政策の話ではありませんが、女性問題についてはひどすぎて言葉もありません
 まさに「他人に厳しく自分に甘い」ジャーナリストの典型例ではないでしょうか。
 そもそも、「反安倍の政権を作る」などと都政に関係無い、イデオロギー優先の政治姿勢はジャーナリストとしてもどうなのか、プロパガンダーというのが正しいのではないかと思います。

 政治家など他人を追求するのには血道を上げておきながら、既に候補者という公人になっても自分の言葉で一切説明せず、説明は第三者の弁護士に一切を任せて警察に告訴すると脅す。

 このダブルスタンダードは何なのか。第三者の弁護士に任せるって舛添氏とどう違うのか
 
 世論調査などでも鳥越氏は大幅に後退中ですのでこれ以上は言いませんが、「反安倍」だけで結集して、こういう候補者を担ぎ上げた民進党、共産党他野合勢力は責任を取るべきだと思います。