熊本県、大分県を中心に4月14日の地震以降、九州地方では未だに断続的に震度3以上の大きな余震が続いている状況です。

 

 今回の一連の地震で死者は40名を超え、1000人を超えるけが人も出ております。

 現地では道路・鉄道・航空が各所で寸断され、水・食料やガソリンを買い求める長蛇の列ができるような物資不足の状況であります。


 今回の震災で亡くなられた方に謹んで哀悼の意を捧げるとともに、負傷された方、家を無くされた方、未だに避難生活で苦しい思いをされている全ての皆様に心よりお見舞い申し上げます。


 21年前の阪神大震災では兵庫県も大きな被害を受けましたが、その時は九州を含めて、日本中から支援の手が差し伸べられました。

 一兵庫県民として、このご恩を返していかなければならないと思います。


 今後、物資や人的支援も必ず必要になって来ると思います。


 私の方にも市民の方から物資の支援について問い合わせが来ております。


 しかしながら、今なお大きな余震が続く現状では、現地の受け入れ体制が十分ではありません

 あくまで現時点の話ですが、個別のボランティアや物資の送付については、現状では逆に現地の迷惑になってしまう事が考えられます。


 今できる事はまずは支援金だと思います。


 今朝三木市に確認したところ、市役所内に募金箱を設置する予定だそうです。

 

 また、社協に確認したところ、現在ボランティアの募集・物資の受付等は行っていません

 人命救助の次の段階となるボランティア募集の案内ができる状況になり次第お知らせする という事です。

 社協の三木市災害ボランティアセンターHP(http://miki-saigai.jimdo.com/ )や、フェイスブックにて情報発信をしておりますので、こちらを参照してください。

 

 三木市の対応、社協の対応についてはまた正確な情報が出たら逐一お知らせしたいと思います。

 

 支援の動きがあるのは良い事ですが、一方でそれを利用しようという動きもあるようです。

 

 ある共産党の候補者が募金37万円を集め、「熊本の被災地救援、北海道5区補選支援、党躍進のためにありがたく使わせていただきます」とツイートして、政治利用だ、詐欺じゃないのか炎上しております。

 政治家として本当に恥ずかしいです。支援金は市や社協など、きちんとした所を経由して、現地に届く形でしていただけたらと思います。


 マスコミの対応もどうなのかと思ってしまいます。

 被害の状況を伝えるのは大切な仕事だとは思いますが、全国各社が現地に押し掛けて現地の迷惑になっては意味がないのではないかと思います。

 特に生き埋めの現場の取材など、ヘリコプターの音が邪魔にならないのかと思います。

 現地に迷惑をかけない取材の在り方を考えて欲しいと思います。