今日で小学校の卒業式で中学校、幼稚園、小学校と市内公立学校の卒業式が終わりました。

 

 三木の子供達は素直な良い子が多いなと改めて感じた卒業式でした。

 

 朝あいさつしたら返してくれるというのは都会では中々ない光景ですが、三木の子はきちんと返してくれます。

 自分を大切にして人を思いやる、夢をもった人になってほしいと思います。

 

 さて、3月議会の委員会は総務環境常任委員会が3日間、私の所属する民生生活常任委員会は4日間開催となります。


 先日17日には豊かな暮らし部(旧産業環境部)、本日23日は消防と危機管理課の審査がありました。


 明日の24日にはまちづくり部の審査と民生生活常任委員会の全ての所管議案の裁決があります。

 この記事は豊かなくらし部関係についてお知らせします。


 豊かな暮らし部関係では、別所ゆめ街道の管理運営についての話がメインになりました。

 

 (大規模集客施設関連の予算については、大部分が先日10日の3月補正予算で審査され、可決されています。)

 今回の予算で別所ゆめ街道にカフェテラスを建設予定ですが、今あるハーブ工房の状況、ハーブを使ったカフェの状況を踏まえる中で、新たに作るカフェテラスが運営がきちんとできるのかという質問が出ておりました。

 

 その他には、ふるさと納税の質問がありました。


 28年度予算はふるさと納税の寄付額を1億円と見込んでいます。それに対して、寄付に対する特産品が5000万円、その他、28年度から、ポータルサイトへの登録料1000万円を計上しています。(サイトによっては寄付の受付から特産品の発送まで一切をやってくれるところもあるとの事です)

 

 その他①中小企業向けの設備投資助成②無担保無保証融資の利子・信用保証料の100%補給や、③リフォーム助成(既存宅地)など中小企業振興策は昨年度同様予算計上されています。


 私は情報公園都市等での企業誘致助成の現状について確認しました。

 誘致企業に対する助成の総額は7社で2億9400万円となります。

 そのうち大部分の2.54億円は固定資産税助成です。(5年間企業が納めた固定資産税と同額を返却する)

 他は雇用助成が59人分590万円水道料金助成が2360万円(30年間ヤクルト)。電気料金助成が1000万円(15年間コストコ)となっています。

  


 私は他に地場産業の後継者育成についての市の考えについて質問しました。


 先日、一度廃業を決意したオンリーワンの技術を持つ職人に対して、企業が声をかけ、共同で新たな事業を起こして成功した事例がTVで紹介されました。


 その職人さんが「オンリーワンではいけない。ナンバーワンでなければならない。ナンバーワンなら下(の世代)がいるから」とおっしゃっており、その通りだなと非常に感銘を受けました。


 オンリーワンの技術があっても、それを受け継ぐものがいなければその技術はなくなってしまうのです。ナンバーワンの技術には下の者が上を目指していきます。


 三木にも多くあるオンリーワンの技術をいかに保護し、ナンバーワンの技術にしていくのか。

 業界と一緒にまずはオンリーワンを調べるべきではないかと質問しました。


 副市長が答弁しましたが、三木には刀や日本カミソリ、花の裁ちばさみなど、オンリーワンで無くなってしまった技術があるという事です。

 市は後継者育成補助金や、他の金物産地との技術者の交換も行っているが、それだけではいけない。

 今までは技術が消えてしまう背景として、自分の会社の後を継ぐもの以外には技術を継承しないという習慣があった。

 3月補正予算で、三木金物の全体でのコーディネーターの設置が承認されたが、それを更に進めて、ゆるやかな企業連合体のようなものを作るなどによって、後継者育成にもつなげていきたいとの答弁がありました。