本日から9月議会開会前の委員会が開催され、本日は総務建設常任委員会を8月9月と私の下にインターンシップに来ている学生と一緒に傍聴してまいりました。


 その中で再び直通バスの再編を9月1日に実施するという事でしたので、内容をお知らせします。

 

 以前もお知らせしましたが 、3月定例会で直通バスの予算が可決された際、今後再編するという方針が既に示されております。

 

 その方針とは、まだ案の状態ですが、①市内全域から神鉄駅前のハブ(中間結節点)にバスを集め、統合病院の直通バスはそこからだけ出す②市内均一料金の設定③途中下車を可能にするというものです。


 現状、路線バスは例えば吉川支所から三木営業所までだと840円かかります。

 直通バスは150円という価格設定で路線バスと大体同じ路線を走るため、途中下車を認めれば路線バスが大幅に不利になり、途中下車できないという問題がありました。

 逆に言えば、途中下車を認めるなら、路線バス並の料金にしなければいけませんでした。


 今後、来年7月を目途にバスを再編して、路線バスを含めて市内は均一料金化する事で、途中下車を可能にする訳ですが、その再編の第一歩として、今回の9月の再編をするという事になります。


 今回の再編の内容としては、①バス停の増設②利用の少ないバス停の廃止③バス停の移設があります。

 ①バス停の増設については、将来の途中下車一律料金化を見据え、直通バスルート上の既存のバス停を利用するという事です。これにより、バス停は64か所増える事になります。

 

 バス停が大幅に増えますが、便数に影響するほどの運行時間の増加は無いと考えているようです。

 つまり、直通バス1時間に1本で8便運行しているため、往復1時間で帰ってこれなければもう1便が必要になるという事でバスが1台が増えますが、そのような影響は無いという事です。

 

 ②バス停の廃止については、3か月10人未満の利用の少ないバス停(始点や迂回路線のバス停で時間短縮が図れるもの)を閉鎖するという事です。

 廃止されるバス停は「大二谷」と「三津田下」の2か所です。


 ③バス停の移設については、時間短縮のために迂回を取りやめるなどの理由でバス停を移設します。

 移設されるバス停は「志染町公民館」と「みなぎ台」です。


 直通バスの4~6月のバス利用者は、4月103名、5月111名、6月109名(※いずれも往路+復路÷2で往復の人数)となっており、統合病院議会で三木市民の外来患者数を聞いたところ、300人程度という事でしたので、3人に1人は利用している事になります。


 今回のバス停増加によって、直通バスは更に利用しやすくなります。

 また、来年7月予定の再編では、途中下車などにより一層利用しやすくなる事で、高齢化社会の公共交通としてふさわしいものにしていかなければいけないと考えます。

 

 バス再編は市内全域から神鉄駅前のハブにつなげる事で、神鉄の活性化につながるとも考えられます。


 神鉄の便数なども考慮してバス再編を進めないといけないと考えます。


 明日は私の属する民生産業常任委員会があります。またインターンの学生にも傍聴してもらう予定です。