今日は非常に残念なお知らせをしなければなりません。

 明日10日付で、私の所属する三木市議会の会派「三木新党・市民クラブ」から清地秀美議員が離脱し、清地氏は新会派「緑風(りょくふう)」を立ち上げる事となりました。


 2年前の選挙では、地域政党「三木新党8人のサムライ」として、共に戦った同士でありました。

 期待していただき、選挙で貴重な一票を投じてくださった市民の皆様に対しては、このような形で会派から1人欠けることについては誠に申し訳ございません。


 これまでの2年間、議員定数16名への削減を実現、企業誘致の成功など、選挙でお約束してきた事はある程度は達成できたものと自負しております。


 清地議員には何が不満だったのかよくわかりません。これからどうしたいのかもよくわかりません。


 最近の清地議員の行動は一度会派の全員に諮って決めた会派の決定に従わない点が多々ありました。

 5月議会では、副議長の選挙、所属する総務建設常任委員会の正副委員長選挙のいずれも白紙を投じたと思われます。

 6月議会では、神鉄に対して増便を市が協議する請願と、脱原発の請願について会派の決定に従いませんでした。

 特に、脱原発関係の2案の請願では、委員会では会派の決定どおり「脱原発に反対、脱原発依存に賛成」という採決をしながらも、本会議では「両方賛成」と、自分自身の決定をもひっくり返してしまいました。

 また、統合病院議会の議長選挙でも会派で決定した投票に従いませんでした。


 これでは会派で統一行動ができないという事で、議会の運営を決定する「議会運営委員会」の委員を降りていただくという処分を決定したところ、自ら会派離脱を表明したという事です。

 

 非常に残念な話ではありますが、このまま会派で統一行動を取れない事の方が市民の皆様に混乱を与え、ご迷惑をおかけする事と気持ちを切り替えたいと思います。

 今後は、これまでのあり方を反省し、一致結束してこの難局を乗り切っていく以外に道は無いと思います。


 そして、会派は違っても、全ては三木市民のためという点で協力できる事があればと思います。