今日は生憎の雨でしたが、朝から地元自由が丘のウォーキングフェスティバルが開催されました。

今年も雨にも関わらず、200人近い方が参加する、自由が丘地区の一大スポーツイベントだと思います。
子供からお年寄りまで、多くの人が汗を流しました。


 自由が丘の公民館をスタート・ゴール地点に、全12の地区集会所を周る(どこから行っても良い)、全長7キロ程度のスタンプラリーです。各地区集会所が給水所になっており、お茶や色々なお土産、手作りのぜんざい、にゅうめんなどが振舞われます。


 私も参加させていただきましたが、自由が丘は坂が多いので、急なのぼり下りが中々きつかったです。
特に競争ではありませんが、2時間程度かかってゴールしたら、驚いた事に私が1着でした。


 私はこのようなウォーキングイベントは非常に良い事だと思います。
なぜなら、この間、テレビでウォーキングの健康に大きな効果がある事を知り、ちょうど今、三木市のまちづくりに活かせないかと研究しているからです。


 東京都健康長寿医療センター研究所科学研究室の青柳幸利長室長という方が、群馬県中之条町のウォーキングに取組む500人を13年間に渡り調査した結果、ウォーキングに取組んだ人は取組まなかった人に比べて、医療費が約7割に抑えられていた事が判明しました。


 この事は世界的に「中之条町の奇跡」と言われているようです。私はこの事で、科学的にも、ウォーキングの高い健康効果が実証されているという事を知りました。


 青柳先生によると、効果的なウォーキングは「4メッツ30分間」のウォーキングという事です。

 

 メッツとは、ダイエットでも注目されている新陳代謝量の単位で、通常の歩行が「3メッツ」、早歩きや自転車に乗ってる状態が「4メッツ」、荷物を上の階に運ぶのが「9メッツ」と、日常生活では中々高い値になりづらいようです。


 青柳先生によると、早足でなくとも、意識して歩幅を広く取ることで、4メッツのウォーキングが実現できるようです。

 今日のウォーキングフェスティバルは時間は勿論、坂道が多いので、4メッツの運動になったと思います。

 

 全国的な問題ですが、三木市でも高齢化の影響で、年々、医療費が増え、一般会計から国保会計への赤字補填の為の繰り出しも増大を続けています。


 市民の皆様が健康で長生きしていただき、医療費の負担が少なくて済むという意味でも、三木市の医療費に係る財政負担を低減する意味でもウォーキングによる健康づくりは非常に重要です。


 今後は、市民の皆様が今よりもっとウォーキングがしたくなる仕掛け作りを政策として実現していきたいと思います。

 ウォーキングはどなたでも実行しやすいというのが特長ですので、非常に効果的な健康法であると思います。

 これをご覧の皆様もまだなさっていない方は是非ウォーキングにトライしてみてください。