今日、記者発表があり、明日、報道がでると思いますが、三木市にとって非常に良いニュースが出てきました。
昨年のサーティーワンに続いて、三木市のひょうご情報公園都市において、外資系企業の誘致が成立しました。
誘致企業は「コストコホールセールジャパン株式会社」で、店舗数は現在、日本全国に13店舗、うち西日本に4店舗展開するスーパーマーケットです。
今回は、コストコジャパンの西日本での物流拠点として、三木市が選ばれたという事になります。
コストコの誘致は、これまで三木市が行ってきた中でも、面積においては過去最大の19ha(19万平米)もの企業誘致の成功となりました。(昨年整備された新工区22ha内)
今後の地域活性化や、雇用創出の場として期待され、昨年から三木市が進めて来た成長戦略の絶好のスタートになると期待されます。
また、三木新党が選挙でお約束し、今まで進めてきた三木市活性化策「ドリーム構想」についても、大きな前進だと感じており、私も本当に嬉しいです。
以下に市役所で今日もらった記者会見資料の内容を書いていきます。
<交渉の経緯>
三木市と兵庫県企業庁が連携する中で、以下の理由によって、交渉が成立したという事です。
(1)三木市の立地の優位性が企業の進出目的と合致したこと
(2)三木市独自の各種助成制度が評価されたこと
<今回適用されると見られる三木市の企業誘致助成制度>
①固定資産税・都市計画税相当額の5年間助成
②三木市民雇用の5年間助成
③県内初の電気料金の15年間助成
(3)市長自らのトップセールスで日本支社(支社長と7月に面談)はもとより、米国本社(本社副社長と8月に面談)への単身訪問により、熱意や誠意が伝わったこと
<計画の概要>
業務内容:現在は千葉県市川市に物流拠点があるのみで、今後の西日本地区での事業拡大に備えた物流拠点として、物流センターを整備予定
延床面積:約2.7ha
就労者数:当初計画約100人
操業開始:平成27年2月(予定)
分譲区画:平成23年9月に分譲開始したE工区(約22ha)のうち、E-1工区193,929.92㎡ (約58,766坪)
以上が今回の企業誘致の概要ですが、繰り返しになりますが私も本当に嬉しいです。
私達三木新党が政策提案し、実現する事ができた、「(元々あった水道料金助成との選択式での)電気料金助成」が今回コストコさんに選ばれた理由の一つになった事も、私達が進めてきた政策提案が間違ってなかったという事の一つの表れだと思っています。
水道料金助成だけでは、食品製造業や半導体企業などごく限られた業種に対しては大きなインセンティブになりますが、それ以外の業種へのインセンティブは小さい。この問題を解決するための「電気料金助成」でした。
今回の誘致は物流センターですので、水道はあまり使わなくても、電気は使用するという判断があったのだと思います。ここの辺りを明後日開催される民生産業常任委員会で質問したいと思います。
ひょうご情報公園都市は三木市ではなく、兵庫県が土地を所有しています。
私達は議会で、今後の企業誘致のためもっと区画整備を進めるように県に強く要望して欲しいと言うと、「県の考えとしては、まずは新工区が全部売れてからだ」という事でありました。
確かに、県の言う事も一理ありますので、あまり無理は言えないなというのがこれまでの状況でした。
それが今回、新工区の大部分が売却できた事で、新たな区画整備、そして、三木市への更なる企業誘致が現実味を帯びてきたと思います。
今回の良いニュースをきっかけに、今後とも私泉雄太は、三木市の成長戦略としての更なる企業誘致を続けていけるよう、三木新党の企業誘致局長として、全力で取組んでまいります。