毎日時間が過ぎるのがとっても早いです。日本に帰って来ているとはいえ、わたしにとっては旅行中です。1年ぶりの日本なはずなのに、知らないこと分からないことは少しずつ積み重なっている気がします。スムージーの作り方もそうだし、古い500円玉が機械にはじかれることもそうだし。古い500円玉は、去年実家で古い貯金箱を開けて出したお金です。

日本は新札が発行されても古いものが使えなくなるということはないと思いますが、今回は積極的に現金を使っています。わたしが住んでいる国では、ある一定期間(多分1年未満だと思います)が過ぎると古いお札は使えなくなります。対面のときはできるだけ小銭も使うようにしています。

日本は地震や台風などの自然災害があるので、わたしが住んでいるヨーロッパの国のようにまったく日常で現金を使わないなんてことにはならないと思いますが、1年後にわたしが日本に来る頃には、もっとキャッシュレスが進んでいると思います。円安なのでカードを使ったほうがいいのかもしれませんが、とりあえず手持ちの古い紙幣を減らすことを優先しています。

日本に住んでいないのだから知らないこと、分からないことが増えていくのは仕方がないことなのかなぁと受け止めています。でも、変わっていくことばかりではないはずです。変わらず残っていることもあります。本当に日本に来ると人の親切に感動します。こういう面はこれからも残っていって欲しいです。

日本滞在中は、どこまでもわたしの非日常なのだと思うと、少し寂しい気持ちもあります。生まれ育った国のどこにもわたしの生活がないという寂しさです。これまで、あまりこういうことを考えたことはありませんでしたが受け止めるしかないですね。それが現実なのですから。