暗くて寒い冬がそろそろ終わり、春の暖かさを少しずつ感じられるようになってきました。久しぶりにクローゼットの見直し、片付け、断捨離を決行しようと思います。服の断捨離をする場合、全部出して自分の持ち物を把握することからはじめるといいと聞きます。とりあえず、ベッドの上に出してみました。

このアパートに引っ越してくる前に衣替えをしなくていいようにしたいと思いました。いまのアパートには小さいですがウォークインクローゼットがあります。アウターや下着類などは他に収納場所があるので、すべての物をウォークインクローゼットに収めているわけではありませんが、衣替えの必要はなくなりました。

それでも、ベッドの上に出すとかなりの量です。ワンピース、トップス、ボトムスに分けて、それぞれを見直しました。つくづくわたしって捨てられない人みたいです。手放そうとしても迷ってしまって、断捨離すると決められません。優柔不断にもほどがあります。

日本に住んでいる頃は、たくさんの時間を服選びに費やしていました。服、靴、かばんなど、持っていても持っていても欲しくなりました。雑誌も見ていたし、お店をのぞく機会も多かったので、購買意欲を刺激されていました。ヨーロッパの小さな町に移り住んでからも、最初の頃は意味もなくお店をのぞいていたし、買い物もしていました。

1枚買ったら1枚捨てるとルール化するのもいいけど…その前にいまの持ち数を減らしたい。減らしたい気持ちはあるのに、捨てられないの繰り返しをやめたいです。まず、冬に「十分に着た」と思える服は感謝して手放して、これからの季節に着る服は、いくつか手放す期限を決めよう。2023年の夏の一時帰国でワンピースを1枚手放しました。夏休みがいい期限になりそうです。

写真は、ご近所のアパート。その中の一室のリノベーションがスタートしたようです。なるほど…バルコニーから不用品を運び出すのかぁ。ちょっと考えさせられる場面に遭遇したって感じです。いまのところ考えていませんが、この国を出て日本に帰ることになったら、持って帰れるものは限られているなぁ。大切なものを間違えないようにしたいです。