箱根・宮ノ下の富士屋ホテル
昨晩から箱根・宮ノ下の富士屋ホテルに宿泊、
母親の50年に渡る仕事人生の引退に際して、
お祝いの会を催した次第です。
何故、富士屋ホテルかと言うと、
富士屋ホテルは、箱根に位置する5つ星ホテル、
国内を代表する老舗ホテルであり、
是非とも宿泊してみたいと前々から思っていたからです。
→ 率直な感想、素晴らしいサービス内容でした。
5つ星とは、Forbes Travel Guideによる900種類におよぶ
サービスや施設の質などを評価し、ホテルの格(星)を決めていす。
1つ星: 適度な快適さ
2つ星: 快適
3つ星: 非常に快適
4つ星: 最上級の快適さ
5つ星: 豪華で最高級
ただ、調べてみると、2024年度版 Forbes Travel Guideには
富士屋ホテルの名前は無かったので、
今は残念ながら5つ星ではなくなったようです。
それはさておき、老舗ホテル、古き良き時代の
日本の歴史を感じることができます。
死ぬまでに一度宿泊してみたい、
そんな思いを母親の記念イベントで実現できたので
今は5つ星でなかったとしても良しとしましょう!
富士屋ホテルの歴史は明治11年(1878年)に創業
140年以上の歴史があります。
本館:明治24年(1891年)
現在も一階フロント・ロビー、
二階が客室として親しまれている。
華御殿:昭和11年(1936年)竣工
山口正造自身が設計した集大成であり
43室の客室には部屋番号の代わりに花の名前がつけられています。
客室のドア、鍵、部屋のインテリアにも
花のモチーフが使われています。
ミュージアムに向かう廊下
ルー・ド・ラ・ペ、左右には歴代社長のプロフール紹介など
富士屋ホテルの歴史的展示物があります。
華御殿にあるミュージアムには
ここを訪れた要人達の歴史があります。
→ この展示は見応えがあります(無料)。
昭和7年(1932年)
チャールズ・チャップリン、兄のシドニーとともにご来館
昭和12年(1937年)
ヘレン・ケラーが来日、富士屋ホテル、花御殿に来館
菊華荘:昭和21年(1946年)
完全な日本建築、明治28年に建築された皇室御用邸が、
昭和8年に高松宮邸となり、現在の菊華荘に至ります。
ここで朝食を頂きました。
建屋は重要文化財の指定を受けており、
宿泊することで一部とはいえ
日本の歴史を垣間見ることができます。
素晴らしい時間を過ごすことができました。
死ぬまでにもう一度訪れたいと思っています。