物流激変_2024
今日(4/27)のNHKスペシャル「物流激変_2024」からです。
物流業界の実状が、4月からの法改正に伴い
どのように変化しているかが紹介されていました。
正直言って、現場を知らないのは自分だったかな?
そんな感想です(汗)。ちょっと反省。
960時間の残業規制時間に対して、
これまでの無制限残業体制をどう変えていくか、
単純に考えると、モノが運べなくなるだけではないか?
現場を知らない第三者の国が勝手に規制をかけて
当事者である現場を困らせているように見えていました。
国は規制をかけて、具体的にどうしろとの指示はしません。
現場丸投げのいつもながらの政策は他人事のようで、
現場を知らない役人への腹立ちがありました。
ただ、この考え方に対して、番組を見ての感想は、
物流業界も変わっていく必要があり、
そのきっかけを国が法改正から考えさせている?
物流業界への法改正規制には意味があるように思えました。
現在の感想として、あるべき改革だったかもしれない?
これまでの物流手法には、物流業者だけではなく
荷主やその他関連業者にも無駄や甘えがあったかもしれません?
現場は今、無駄な時間をどう無くすか、効率をどう上げるか、
それら取り組みで生産性を上げることに正面から取り組み、
一部の企業では成果も出てきているようです。
生産性改善に関わる取り組みがこれまでできなかった
ひとつの要因としての多重下請け構造に目を向けることで
改善のきっかけがあるようにも見えました。
加えて、これまでの感覚は正しいのか?
より早く、より安くは当たり前なのか?
→ 本当にどこまでが必要なのか?
物流コストの適正化にも課題があるとされています。
固定観念が如何に妥協的な捉え方をしてしまうのかも
今回の特集番組を見て感じたところでもありますね。
今の常識を疑う、自分の常識を疑う、
この必然性を知らしめた番組内容に敬意を表したいですね!