シニアのやる気なくなる問題、定年制廃止だけでは解決しない? | 都の西北 / 山梨 / 甲府 / 愛宕山からチトフナ(世田谷)に!

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2004年12月に山梨県に移住,15年を過ごした後に
2020年3月に世田谷に引っ越しました!

シニアのやる気なくなる問題、

 定年制廃止だけでは解決しない?

 



 

今日(3/25)の日経新聞、夕刊からです。

 

 現実味を帯びる定年廃止論

 やる気を引き出す工夫が必要

 

 定年制にスポットしすぎかもしれません?

 

定年が問題のひとつかもしれませんが、

本質はそれだけではないと思います。

最大の問題はある日を境に激変する処遇、

同じ仕事であってもいきなり給料大幅減になる、

仕事がラインから外される、急に仕事がなくなる、

そういった年齢一律の対処ではないでしょうか?

 

これは定年が無くなっても、定年延長でも、

雇用延長でも状況は大きく変わらないように思います。

 

一律給料半分だとか、時給制になるとか、

仕事が無くなるとか、変化が激しすぎるように思います?

個人にあった働き方や処遇になっていないことが問題が故に、

多くのシニアがやる気をなくしているように思います。

 

ただこの背景にはメンバーシップ雇用や年功序列、

横並び給与、役職定年制、年金制度の破綻、

会社はいったん採用した社員の解雇が難しい日本の雇用環境など

問題に繋がる過去から続く日本特有の習慣があるわけで、

これらをモーラしたセットでの対策を打たずに、

単に定年制だけを廃止したとしてもうまくいかない?

 

定年制廃止は終身雇用のリセットと併せて考えないと

働かない人がたくさん会社にぶら下げってしまう?

 → これでは雇用する側は困りますよね!
 → 雇用者側にも、厳しい側面も受け入れる覚悟が必要です。

 

シニアの雇用に関わる種々の問題、実に複雑で

単純に定年制だけを廃止してもうまくいかない、

そう思います。

 → 雇われる側もそれなりの厳しさを

   受け入れる必要あり!