掛川まつり 2023
磐田市在住の息子に会いに行った帰り、
今晩(10/8)の宿は掛川、掛川駅前を拠点にして
掛川まつりを見に行ってきました。
見ていて特徴的なのが『手木合わせ』と『徹花(てっか)』です。
屋台同士のすれ違う際に行われる一連の行為です。
これらの風習は狭い道を屋台がすれ違う際に、
「お互い無事に屋台がすれ違えました」
と手打ちをしたことに始まったそうです。
2台の屋台がすれ違う際に屋台の手木(てぎ)を近づけ、
屋台がすれ違うという確認を町の間で行い、
木頭(きがしら)と呼ばれる役員が拍子木を打ちます。
屋台を通過させて車軸がすれ違う際に無事通過を確認し、
再び木頭が拍子木を打ちます。
この際に「徹花囃子(てっかばやし)」を披露することから
これを徹花というそうです。
屋台を進める際に屋台尻がすれ違うとき、
3度目の拍子木が打たれ徹花は終了します。
なんとも古風な面白いやり取りが
たくさんの屋台の間で続けられます。
日本のお祭り、本当に興味深いところです。