ガソリンが高騰する
昨今におけるPHEVの課題
今日(9/6)のNHKニュースでも頻繁に報道されている
ガソリン小売価格の高騰、
必ずしも重くはのしかかっていない小職にとっても
少なからずもインパクトはあります。
ガソリン高騰化で有効な対策となるのが
エンジン車からEVやPHEVに乗り換えることも
ありかとは思いますが、課題は残ります。
その最大の問題は『充電時間』です。
ガソリンは満タンにするのに5分もあれば十分、
これでPriusであれば1000km/40L程度走ります。
ところが今乗っているPrius_PHVでは
200V充電で50km走るために2時間の充電時間を要します。
高速充電だと80%までしか充電できず
これでも30分程度の充電時間を要してやっと40km走行、
長距離走行には適していないのは明らかです。
それでもまだ自宅に充電設備がある場合は、
夜間や休みの日を使って充電することができるので
時間のロスは少ないように思えますが。
そうでない場合は極めて時間的な走行効率は
悪いとしか言いようがありません。
特に都内には、充電エリアが本当に見当たりません。
高速充電は設置場所が限られていることに加えて
最近めちゃくちゃ値段が上がっているし(固定費)、
かえってガソリンよりも高額になってしまいます。
EVになるとこの問題はさらに深刻になり、
半一くらいを要する満タン充電は
日本国内を広範囲で走ることには実質は不適です。
こう言った問題を意識してか、
最近の中国製EVではバッテリーごと5分で交換して
このデメリットを克服しようとしています。
それにしてもすぐにEVのデメリットを克服できることはなく、
充電時間の問題はガソリン車をすぐに無くせるほど
楽観的ではありません。
それが現在の大きな課題だと思います。
ガソリン車販売を無くすことは時代的に
しょうがないようには思いますが、
充電インフラをいかに充実できるか、
ここがEV,PHEVが普及するターニングポイントに
なることは疑いないように思っています。