ガソリンが高騰する昨今におけるPHEVの課題 | 都の西北 / 山梨 / 甲府 / 愛宕山からチトフナ(世田谷)に!

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2004年12月に山梨県に移住,15年を過ごした後に
2020年3月に世田谷に引っ越しました!

ガソリンが高騰する

昨今におけるPHEVの課題

 

 

 

今日(9/6)のNHKニュースでも頻繁に報道されている

ガソリン小売価格の高騰、

必ずしも重くはのしかかっていない小職にとっても

少なからずもインパクトはあります。

 

ガソリン高騰化で有効な対策となるのが

エンジン車からEVPHEVに乗り換えることも

ありかとは思いますが、課題は残ります。

 

その最大の問題は『充電時間』です。

 

ガソリンは満タンにするのに5分もあれば十分、

これでPriusであれば1000km/40L程度走ります。

ところが今乗っているPrius_PHVでは

200V充電で50km走るために2時間の充電時間を要します。

高速充電だと80%までしか充電できず

これでも30分程度の充電時間を要してやっと40km走行、

長距離走行には適していないのは明らかです。

 

それでもまだ自宅に充電設備がある場合は、

夜間や休みの日を使って充電することができるので

時間のロスは少ないように思えますが。

そうでない場合は極めて時間的な走行効率は

悪いとしか言いようがありません。

 

特に都内には、充電エリアが本当に見当たりません。

高速充電は設置場所が限られていることに加えて

最近めちゃくちゃ値段が上がっているし(固定費)、

かえってガソリンよりも高額になってしまいます。

 

EVになるとこの問題はさらに深刻になり、

半一くらいを要する満タン充電は

日本国内を広範囲で走ることには実質は不適です。

 

こう言った問題を意識してか、

最近の中国製EVではバッテリーごと5分で交換して

このデメリットを克服しようとしています。

それにしてもすぐにEVのデメリットを克服できることはなく、

充電時間の問題はガソリン車をすぐに無くせるほど

楽観的ではありません。

それが現在の大きな課題だと思います。

 

ガソリン車販売を無くすことは時代的に

しょうがないようには思いますが、

充電インフラをいかに充実できるか、

ここがEV,PHEVが普及するターニングポイントに

なることは疑いないように思っています。