定年後の仕事
今日(6/24)の日経新聞、ネクストステージからです。
結構重めの内容ですね(汗)。
定年後、フリーランスで働く
保証は手薄、貯蓄まず確保
まず定年の定義ですが、
最近は65歳まで働ける環境が整ってきています。
とは言え、60歳でいったんリセットされる場合がほとんどです。
リセットとは雇用契約の見直し、概ね給料が下がります。
給料が下がるとモチベーションはかなり下がります。
実体験してみて、給料の下がる意味を実感しました(笑)。
日経新聞には 『一番大事なのは働きがい』 とあります。
確かに、還暦を過ぎると仕事はポストオフもあり、
基本的に補助業務になります。
正直って、仕事は面白いものではなくなっています。
これをどう割り切るかがポイントかと?
仕事に何を求めるかです。
大事な視点として、
仕事には生活が懸かっていると言うこと。
特に年金をもらうまでの65歳までの期間は、
安易に動いてしまうと背負うリスクはそれなりに大きくなります。
それは自分だけではなく、家族にも及ぶことは必達、
決断には家族との話し合いが避けられないと思います。
会社を辞めてフリーランスになるとどうなるのか?
まずは社会保障が正規雇用で厚生年金に
加入している場合に比較して手薄になります。
→ 厚生年金額の増額が無くなる。
次に健康保険、歳をとると病院に行く機会も増え、
病気やけがで休んだ場合に傷病手当金を最長1.5年
受け取ることができ、専業主婦の家内にもその恩恵がありますが、
これが基本無くなります。このための支払い金額が
大きいと仲間内から聴いています(50万円以上 / 年超)。
→ 国民健康保険の保険料は全額自己負担になる。
雇用保険や労災保険も対象外になります。
教育訓練給付金は雇用保険に一定期間入っていることが
支給の条件になるので、この点にも要注意です。
正解とは言えないまでも、
日経新聞紙面上ではこう結んでいます。
『フリーランスになるのを65歳以降に延ばす』
健康寿命も延びているので、現状に不満が無い
もしくは不満はあるけれど我慢できる範囲であれば、
急がば回れ、65歳で年金支給を受けながら、
フリーランスになって好きなことを仕事にする、
これが今の時代に一番あっているかもしれません?
自身は現在、大学院に通う身、これが落ち着くまでは
会社にぶら下がっておくのが一番確実に修了できる!
と言うことで、現在の出向先の任期が切れる2年後までは
今の状況を継続しようと思っています。
やりがいがある仕事ではないけれど、
大きな不満もない、であれば、
今(60~65歳の時期)は
仕事の比重を下げていく期間と捉えています。