定年後の仕事 | 都の西北 / 山梨 / 甲府 / 愛宕山からチトフナ(世田谷)に!

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2004年12月に山梨県に移住,15年を過ごした後に
2020年3月に世田谷に引っ越しました!

定年後の仕事

 

 

 

今日(6/24)の日経新聞、ネクストステージからです。

結構重めの内容ですね(汗)。

 

 定年後、フリーランスで働く

  保証は手薄、貯蓄まず確保

 

まず定年の定義ですが、

最近は65歳まで働ける環境が整ってきています。

とは言え、60歳でいったんリセットされる場合がほとんどです。

リセットとは雇用契約の見直し、概ね給料が下がります。

給料が下がるとモチベーションはかなり下がります。

実体験してみて、給料の下がる意味を実感しました(笑)。

 

日経新聞には 『一番大事なのは働きがい』 とあります。

確かに、還暦を過ぎると仕事はポストオフもあり、

基本的に補助業務になります。

正直って、仕事は面白いものではなくなっています。

これをどう割り切るかがポイントかと?

仕事に何を求めるかです。

 

大事な視点として、

仕事には生活が懸かっていると言うこと。

特に年金をもらうまでの65歳までの期間は、

安易に動いてしまうと背負うリスクはそれなりに大きくなります。

それは自分だけではなく、家族にも及ぶことは必達、

決断には家族との話し合いが避けられないと思います。

 

会社を辞めてフリーランスになるとどうなるのか?

 

まずは社会保障が正規雇用で厚生年金に

加入している場合に比較して手薄になります。

 → 厚生年金額の増額が無くなる

 

次に健康保険、歳をとると病院に行く機会も増え、

病気やけがで休んだ場合に傷病手当金を最長1.5

受け取ることができ、専業主婦の家内にもその恩恵がありますが、

これが基本無くなります。このための支払い金額が

大きいと仲間内から聴いています(50万円以上 / 年超)。

 → 国民健康保険の保険料は全額自己負担になる

 

雇用保険や労災保険も対象外になります

教育訓練給付金は雇用保険に一定期間入っていることが

支給の条件になるので、この点にも要注意です。

 

正解とは言えないまでも、

日経新聞紙面上ではこう結んでいます。

 

 『フリーランスになるのを65歳以降に延ばす

 

健康寿命も延びているので、現状に不満が無い

もしくは不満はあるけれど我慢できる範囲であれば、

急がば回れ、65歳で年金支給を受けながら、

フリーランスになって好きなことを仕事にする、

これが今の時代に一番あっているかもしれません?

 

自身は現在、大学院に通う身、これが落ち着くまでは

会社にぶら下がっておくのが一番確実に修了できる!

と言うことで、現在の出向先の任期が切れる2年後までは

今の状況を継続しようと思っています。

やりがいがある仕事ではないけれど、

大きな不満もない、であれば、

 

今(60~65歳の時期)は

仕事の比重を下げていく期間と捉えています。