切手、北斎の富嶽三十六景 No.9 穏田の水車 | 都の西北 / 山梨 / 甲府 / 愛宕山からチトフナ(世田谷)に!

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2004年12月に山梨県に移住,15年を過ごした後に
2020年3月に世田谷に引っ越しました!

切手、北斎の富嶽三十六景

     No.9 穏田の水車

 


 

1996107日発売(1,000万枚)

 → 北斎画の第八弾、発行枚数は前回から100万枚増

凱風快晴』『相州箱根湖水』と同時発行

   前回北斎画の発行から27年ぶりで3作まとめて

   合計で6柄、3,000万枚は刷り過ぎで希少性無し?

 → シートは10枚組(半分は「四季草花図小屏風」)。

 

描かれている場所は渋谷区神宮前の原宿周辺です。

当時は現在とは大きく異なり田園地帯でした。

渋谷川(現在は地階に埋没)では水車(鶴田の水車)のある風景が

当たり前のように広がり、めちゃくちゃ喉かだったようです。

水流を利用した水車付近で働く農民の姿が描かれています。

遠方に臨む富士山も鮮やかな描写で描かれています。

 

1994年の国際文通週間から3種類の額面発行となり

90円、110円、130円と少し高額設定、

1996年からは絵柄が5枚ずつの計6仕様、

こう言った刷り方がしばらく(~2005年)続きます。

発行枚数が極めて多く、希少性も無くなったためか、

2001年まではこのペースで発行されていましたが、

2002年から徐々に減る傾向、2005年からが300400万枚まで減り

近年まではこの低いペースの継続になります。

 → それでも~400万枚と少なくはない。

   郵政省は切手を発行しすぎ、だから価値が下がる(涙)。