第20回 秋の切手まつりで知らされた悲しい事実 | 都の西北 / 山梨 / 甲府 / 愛宕山からチトフナ(世田谷)に!

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2004年12月に山梨県に移住,15年を過ごした後に
2020年3月に世田谷に引っ越しました!

20回 秋の切手まつりで知らされた悲しい事実


 

 

昨日(10/11),日本橋プラザで3日間開催されていた

20回 秋の切手まつり に行ってきました.

なんと,2時間近く出モノを探していました.

 

ここで知らされた事実,切手の価値が予想以上に下がっている

現実の厳しさを知らされました.

 

<日本切手の買取価格概要>

 

昭和30年以降の切手は基本額面割れ

 

切手趣味週間の昭和30年発行 『ビロードを吹く娘』は既に額面割れ境界線,

趣味週間の 『写楽』 は額面以下の価値しかない,

買取価格は原則110円以下,シートで100円以下と言うことです.

 

額面50円以上の切手シート: 額面の80%(直近より10%上がっている)

額面50円以下の切手シート: 額面の70%(同上)

 

単片切手(シート以外)のみの買取は原則行わない.

 

ただ,昭和30年以前の切手であっても,銘柄と切手の状態で

買取価格は大きく異なると言うことでした.

 

例えば,切手収集家に大人気の 『見返り美人』 と 『月に雁』

であっても,状態によって大きく価値は変わります.

売値で見てもシート単位で2~3万円くらいは簡単に変動,

中には『見返り美人』13000円くらいで売られるものも,

それほど収集家は減っており,収集家が減っているので

その結果として価値も下がっていると言うことです.

 

とは言え,自身の収集意識は下がっていないので,

目的とする1964年の東京オリンピック関連切手を

このイベントで完全にそろえることができました(喜).

 

切手で儲けると言った下心は持たない方が良い,

あくまでも趣味の範囲で行う,これを再認識できした(笑).