第20回 秋の切手まつりで知らされた悲しい事実
昨日(10/11),日本橋プラザで3日間開催されていた
第20回 秋の切手まつり に行ってきました.
なんと,2時間近く出モノを探していました.
ここで知らされた事実,切手の価値が予想以上に下がっている
現実の厳しさを知らされました.
<日本切手の買取価格概要>
昭和30年以降の切手は基本額面割れ
切手趣味週間の昭和30年発行 『ビロードを吹く娘』は既に額面割れ境界線,
趣味週間の 『写楽』 は額面以下の価値しかない,
買取価格は原則1枚10円以下,シートで100円以下と言うことです.
額面50円以上の切手シート: 額面の80%(直近より10%上がっている)
額面50円以下の切手シート: 額面の70%(同上)
単片切手(シート以外)のみの買取は原則行わない.
ただ,昭和30年以前の切手であっても,銘柄と切手の状態で
買取価格は大きく異なると言うことでした.
例えば,切手収集家に大人気の 『見返り美人』 と 『月に雁』
であっても,状態によって大きく価値は変わります.
売値で見てもシート単位で2~3万円くらいは簡単に変動,
中には『見返り美人』1枚3000円くらいで売られるものも,
それほど収集家は減っており,収集家が減っているので
その結果として価値も下がっていると言うことです.
とは言え,自身の収集意識は下がっていないので,
目的とする1964年の東京オリンピック関連切手を
このイベントで完全にそろえることができました(喜).
切手で儲けると言った下心は持たない方が良い,
あくまでも趣味の範囲で行う,これを再認識できした(笑).