JR_春のダイヤ改正,あずさが止まらなくなる駅続出の山梨県 | 都の西北 / 山梨 / 甲府 / 愛宕山からチトフナ(世田谷)に!

都の西北 / 山梨 / 甲府 / 愛宕山からチトフナ(世田谷)に!

2004年12月に山梨県に移住,15年を過ごした後に
2020年3月に世田谷に引っ越しました!

イメージ 1

JR_春のダイヤ改正,あずさが止まらなくなる駅続出の山梨県

今日(12/15)の山梨日日新聞からです.
山梨県では大問題になっています,観光が成り立たないと!

 春のダイヤ改正,山梨県内特急停車駅が減
  峡東3駅(石和温泉,山梨市,塩山)あずさ通過
   → 甲府駅は減便からの対象外駅です!

今回のダイヤ改正(3/16~)の目的は
 『首都圏~甲府・信州エリアへのアクセス向上』

現状の利用条件を加味して,上下線合わせて停車が減便される駅は

石和温泉駅:▲10本(▲29.4%) 34本→24本
山梨市駅:▲6本(▲20.0%)
塩山駅:▲7本(▲22.6%)
 → 以上3駅はあずさは通過,かいじのみの停止駅となります.

大月駅:▲6本(▲16.2%)
韮崎駅:▲4本(▲22.2%)

この改正によって,
甲府―新宿間:3分短縮
松本―新宿間:6分短縮

影響の大きいのは山梨市駅,総事業費66億円をかけて
駅舎や周辺整備を進めています.
観光課の担当者は表情を曇らせているそうで,

 『観光客にとって利便性が損なわれるのは間違いない!』

 山梨市駅は西沢渓谷などに向かう
 観光スポットと市営バスを直結しており,
 朝の乗り換えが不便になるとの困惑状況だそうです.

それにしても,今回のJRの強硬策,あずさの乗車方法の改定や
実質的な値上げ,あずさ回数券の廃止(使えるのは3/15まで)
そして今回の強引な乗車駅の削減はちょっと違和感がありますね.

もう少しやんわりやってもいいように思いますが,
何故ここまで強引にやるのか,首をひねりますね!
そういったこととは別途,河口湖―新宿の特急を上下線で4本
富士急の『富士回遊』と連携させて,
観光スポットを富士山サイトに移す戦略も展開します.

更に,大月―小淵沢区間の本数を現状利用状況に合わせて
減便する見通しも発表,東京に近いわりに不便な山梨は
これまで以上に不便になっていく環境つくりを
JR主体でやられてしまっていると言えます(涙).

 東京に近くて遠い山梨県,その傾向は更に強くなります!