大学経営が直面する2018年問題 | 都の西北 / 山梨 / 甲府 / 愛宕山からチトフナ(世田谷)に!

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2004年12月に山梨県に移住,15年を過ごした後に
2020年3月に世田谷に引っ越しました!

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大学経営が直面する2018年問題

今日(10/17)の日経新聞,大学からです.

 18歳人口下り坂...カギ握るオープンキャンパス
  人口減,経営サバイバル

18歳人口は1992年の205万人をピークに,
2009年以降は120万人くらいで横ばい,
これが再び減少に転じるのが2018年以降で,
予想では100万人を割り込むと言われています.
 → 2032年ころ?

私立大学は既に4割が定員割れ,
授業料で学校運営をしなければならないことを考えると,
18歳人口の減少にどう対処するか,死活問題です.

オープンキャンパスに工夫を凝らし,
学生を呼び込むとありますが,大事なことは女子学生に
興味を持ってもらえるか,これにつきます.

国士舘大学(スポーツ重視のばんから大学?)では,
在校生女子学生が高校生の相談に乗り,
男子禁制のオープンキャンパスを実施,
頭打ちの男子学生進学率とは異なり,伸びしろがある
男子学生の引き込みが大学経営の生命線になっています.

今後,地方の中小規模大学を中心に,
2020年度末までに13法人,2021年以降では65法人が
破綻する可能性を指摘されています.

大学への進学を考える高校生にとっても,
受け入れる大学側からも,
大きな変わり目が来ることは間違いありません!