終わった人 → 世にある多くの男性の将来像?
今日(6/24)は大した用事もなかったので,
家内と一緒に映画鑑賞にしました.
『終わった人』
原作:内館牧子 映画にも出ておられました(笑)
なかなか現実味のある話で,
誰もが一流サラリーマンではないにしろ,
いつかは定年を迎えて,会社人生的には終わった人になります.
小生もあと4年で定年,明日は我が身のように観ていたことと,
妻役の黒木瞳さんの言葉が鋭く,
ぐさぐさと胸に刺さるきついお言葉ばかりで,
思わず家内の顔を見てしまいました(汗).
散る桜,残る桜も散る桜
→ 定年退職者を見送る我々の心境そのもの?
過去の栄光と戦っても勝てない....
→ 人はどうしてもいい頃の自分を忘れられない,
それを引っ張って生きてしまう,過去にしがみつく,
でも簡単に割り切れない自分?
仕事,家族,やりがい,役割,人の役に立つこと,自己犠牲
いろいろなことを考えさせられた映画で
今の自分に当てはめて考えざるを得ない,現実を突きつけられた感想です.
最近でもそうですが,自分を必要としてくれる人はいるんだろうか?
長年一緒にいる家内に対しても,必要で無くなりつつある自分に対して,
黒木瞳さんの言葉はあらゆる世間の男性に向けた言葉と捉えました.
『自分のことばっかり考えている!』
まぁ,そうなんでしょうが,あまりはっきり言われると,
結構骨身にしみてしまいます.家内にも毎日言われています.
定年前後の 『アラ還』 の皆さん,
是非ご覧いただければと思います(苦笑).
それと,奥さんを大事にしましょう!