若手が働きにくくなった職場が増加?
今日(3/20)の山梨日日新聞からです.
全国企業調査 『仕事で重い責任』
心の病 若手社員に急増
うつ病などの心の病にかかる社員が最も多い年代が
10~20代と答えた企業の割合が27.9%に急増しているそうです.
<10~20代>
2014年: 18.4%
2017年: 27.9% ← 増加
<30代>
2014年: 38.8%
2017年: 32.6% ← 減少
<40代>
2014年: 32.4%
2017年: 35.8% ← 増加
10~20代でメンタル不全が増加している一因として,
『若者でも責任の重い仕事を任せられる一方,
見合ったポストや権限は与えられず,
不調に陥る人が増えている.』
正確な仕事量を伝えられていない新入社員が入社後に,
そのギャップの大きさに苦しんでいる恐れも指摘されており,
なんとも言い切れない話ですが,職環境における
それぞれの年代毎の立ち位置が変わっている可能性があります.
我々世代が新入社員としで入社した頃に比べると,
明らかに年配社員(自分も含む)が多く,若いヒトが自由闊達に
仕事が出来る環境とは言いにくいように思います.
企業への定年延長制度の導入義務は,
単に年金の支払いが滞るからと言った,
一面的な視点のみから導入してしまった昨今,
ネガティブな影響が知らず知らずの間に
職場を蝕んでいるかのようです(怖).
職場における若手向け職環境の構築を
これまでの視点以外で考えていく必要性を感じています.