若手が働きにくくなった職場が増加? | 都の西北 / 山梨 / 甲府 / 愛宕山からチトフナ(世田谷)に!

都の西北 / 山梨 / 甲府 / 愛宕山からチトフナ(世田谷)に!

2004年12月に山梨県に移住,15年を過ごした後に
2020年3月に世田谷に引っ越しました!

イメージ 1

若手が働きにくくなった職場が増加?

今日(3/20)の山梨日日新聞からです.

 全国企業調査 『仕事で重い責任』
  心の病 若手社員に急増

うつ病などの心の病にかかる社員が最も多い年代が
10~20代と答えた企業の割合が27.9%に急増しているそうです.

<10~20代>
 2014年: 18.4%
 2017年: 27.9% ← 増加

<30代>
 2014年: 38.8%
 2017年: 32.6% ← 減少

<40代>
 2014年: 32.4%
 2017年: 35.8% ← 増加

10~20代でメンタル不全が増加している一因として,

 『若者でも責任の重い仕事を任せられる一方,
   見合ったポストや権限は与えられず,
        不調に陥る人が増えている.』

正確な仕事量を伝えられていない新入社員が入社後に,
そのギャップの大きさに苦しんでいる恐れも指摘されており,
なんとも言い切れない話ですが,職環境における
それぞれの年代毎の立ち位置が変わっている可能性があります.
我々世代が新入社員としで入社した頃に比べると,
明らかに年配社員(自分も含む)が多く,若いヒトが自由闊達に
仕事が出来る環境とは言いにくいように思います.

企業への定年延長制度の導入義務は,
単に年金の支払いが滞るからと言った,
一面的な視点のみから導入してしまった昨今,
ネガティブな影響が知らず知らずの間に
職場を蝕んでいるかのようです(怖).

職場における若手向け職環境の構築を
これまでの視点以外で考えていく必要性を感じています.