仕事の意味
今日(3/15)の日経新聞,100年設計図,長生きと年金からです.
一言で言うと,『死ぬまで働け!』 でしょうか?
支えきれぬ引退生活
人生100年時代は,個人の生き方の在り様を大きく変えています.
これは本人だけではなく,それを支える若い世代の負担となって,
単純に喜べない現実が突きつけられています.
就労促す制度設計に遅れ
働くと貰える年金が減る,やりがいを考えると,
長いセカンドステージをどう過ごすか,
お金が必要ですが,それだけではないようです.
今週,長年お世話になった方が定年,
(73歳まで働いていただきました)
お礼のご挨拶をさせていただき,
お話しした際のコメントが結構印象的でした.
『これでゆっくりできますね?』
『実は,これから個人経営でまだ仕事を続けます.
今の職場に自分の役割が無くなったので,
引き際だと考えての退職なのです.』
『暇な時間をただ単に過ごすことが出来なくて,
座って1日過ごすよりは体を動かしたいのです!』
仕事は給料だけではない,
仕事はやりがいでもあることを再認識しました.
セカンドステージの考え方は各者各様,
お金をもらえれば,実質仕事が何でもいいとは思えません.
人生には自分相当の役割を割り振ってもらうことが大変大切です.
その役割が長い人生を過ごしていくやりがいになっていくと思います.
その時に貰える報酬が正当な対価であれば理想ですが,
やりがいはお金以上に大事なのではないかと考えています.
特に,セカンドステージはそう思っています.