山梨県の人口減に対する考え方いろいろ | 都の西北 / 山梨 / 甲府 / 愛宕山からチトフナ(世田谷)に!

都の西北 / 山梨 / 甲府 / 愛宕山からチトフナ(世田谷)に!

2004年12月に山梨県に移住,15年を過ごした後に
2020年3月に世田谷に引っ越しました!

イメージ 1

山梨県の人口減に対する考え方いろいろ

今日(1/31)の山梨日日新聞からです.
昨日の記事,2017年人口の推移,多くの道府県が
人口減で転出超過になっており(42道府県)
山梨県でも2,684人の転出超過(2016年比+637人)となりました.

これに対しての後藤健知事の発言ですが

 『情報発信が課題』 → 人口減少対策を強化!

 『東京の大学に通っている皆さんに,県内企業の魅力や
  県内の暮らしの良さ伝えることは強化してきたが,まだ不十分?』

おそらくそれは違うと思います.→ 狙うところがずれている?

都内の大学からのリターン就職組は,
仕事を山梨でしたいから戻ってくるのではなく,
親と一緒に暮らしたい,もしくは何らかの理由があって,
山梨県にいなければならないので,
県内企業への就職を考える場合がほとんど?
就職先としての企業の魅力はさほど大きな要因ではなく,
施策の有無で彼らが山梨に戻ってくるとは思えません.
 → 就職を控えた学生さんと話をしてみて.
    これは県内,県外の大学出身者に限定されない?

 そもそも,一端都内に住んだ若者が,
  その生活よりも山梨の生活に魅力を感じるか?

高卒の就職に際しては,県外への流出を抑制する意味で,
県内企業の(高校の就職課への)情報展開は大事だと思いますが,
大卒の場合,山梨へのUターンは,正直 『今ある企業から選ぶ』 です!

都内の生活に対して,山梨の生活がどうあるか,
そのいい面を主張するとなると,若いヒトをターゲットにするよりも
いったん社会に出て,再出発を考えている人をターゲットに置いた
移転や定着活動の方が効果的のように思います.

 富士吉田市がYBSと共同展開している

  移住プロジェクト (山梨県生活のために) → これはいい!

こんな施策をもっとやった方が効果的だと思いますね.

結論,山梨県は人口減とは言え,
他の道府県と比較して,よく健闘していると感じています.

 その結果をどう捉えるかだけですが....