(弘兼 憲史著 / 講談社)
学生島耕作が就活編として仕切り直しです.
会長島耕作(9)とまとめ発刊です.
就活編とタイトルをつけ直したのは,おそらく就活生に狙いを定め,
拡販を目的としているからで,確かに参考になる部分はあるかもしれません?
やっぱり就活は成績じゃない,人間だ!
我々中年世代よりは少し上の方,団塊の世代の方が体験した就活を
筆者の経験に基づいて描いているようです.
ちょっよ前だったか,青稲会の裏仲間で集まった時の話が
自身の就職談議,今の就活とは全然違ったなぁ~ とのことでした.
自身の経験では実に簡単な就活でした.
学校推薦を貰うまでが大変でしたが(成績順に自己申告,枠制限あり),
推薦を貰った後は大きなチョンボさえなければ大概採用となります.
従って,就活は1社のみ,行きたい会社だけ受けてそれが受かる可能性大,
学生側も落ち着いて就活に臨めるし,会社側も辞退者が出にくいので,
採用活動の結果がある面見えやすいので,人事部は精神的に楽かもしれません!
大企業を選ぶか,中堅企業を選ぶか?
これも就活編のひとつのテーマです.
大企業にもデメリットはあります.
島耕作が受験した企業,初芝電産(松下電産をイメージ)は
内定を出すまでに興信所が身元調査をして,今では考えられない
いろいろなことを調べたうえで採用の是非を決めます.
⇒ 今の時代だと 差別 となり,ありえないですが...
学生時代は,気の合うやつとだけ付き合えばよかったけれど,
会社に入ると年齢の違った全く気の合わない人間と付き合う必要があるい.
そういう人間と一緒に仕事をしなければならない,それが会社なんだ!
⇒ 島耕作の叔父さんのコメント!
あとな,ゴルフをやれ!
結構,会社で生きていく上で参考になる話が多いかもしれません...