心と体はつながっている
今日(6/21)の山梨日日新聞からです.
Dr.あやこ 精神科医のしあわせ論
心と体はつながっている
このコラム,いつも読んでいます.
働き盛りの方が,ものが食べられないという話です.
その原因は仕事のストレスだったようで(結果的に),
長年,苦手なサービス業でのストレスを抱え続けたことで
モノが食べられなくなってしまったそうです.
転職するまでの勇気がなかったものの,
仕事をスピンアウトして,奥さんに収入を頼ることにしたそうです.
その結果,食事ができるようになったとありました.
ただし,5年の月日を要したとのことです.
このコラムの筆者,北村詢子さんもある経験をされています.
たまたまある人から,弱点を厳しく指摘されたそうです.
精神的にまいってしまったとあります.
自分でも気にしていることを,ズバッ,と言われて,
その晩,湯船につかった時にひどい不整脈の頻発発作に見舞われたそうです.
精神的なダメージに加えて,温冷的な物理的な刺激は
考えている以上に体が反応するようです.
北村さん曰く,
『心の状態は,正直に体に現れる!』
心と体がここまでつながっていることを改めて
思い知らされた出来事でしたと.
精神科医であっても,自分の心はなかなか読めない!
この感覚,自分の心がわからないといった感覚ですが,
自身の直近で経験しています.
昨年の転勤で行った先の会社の社風が全く自分の理念に合わず,
自分からすると 『それはおかしい?』 が頻発,
それが毎日続くとだんだん体のリズムが狂いだすようです.
自身では気づいていませんでした.
ところが,転勤後5か月目の人間ドックの血圧で異常が見つかり,
更に6か月目でめまい,激しい頭痛を覚え,
病院に行ってみると血圧の下が120を超えており,
上も160を超えていました.
医者曰く, 『このままだと死んでしまいますよ!』
自分自身,これほどメンタル面が体に出たことが初めてだったので
驚くとともに,大変ショックを受けたことを
今さらながらに思い出します.
北村さんの言う通り,心の状態がそのまま体に現れる,
病は気から を 直接的に体感したということです.
山梨に帰ってきて4か月が過ぎました.
しばらくはリハビリしていましたが,
ようやく,ゴルフにも行けるレベルに回復しましたが,
→ スコアはまだ戻ってはいません(笑)
ある程度の月日は必要でした.小生の場合は3か月超でした.
心の問題は抱え続けない!
嫌な仕事をやって早死にするよりは,
すぱっと切り替えて心の健康を保つ方が
長い人生を考えると良い場合もあるようです.
そう考えると,スポーツでトップのアスリートが受けるプレッシャーや
ストレスは相当なものです.それを克服して,鍛えている人を
企業がほしがる事実は利にかなっているように思えます!
こころのコントロール,できているようで,
実はできていない場合が相当あると思っています.