変わる,山梨・石和温泉街 | 都の西北 / 山梨 / 甲府 / 愛宕山からチトフナ(世田谷)に!

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2004年12月に山梨県に移住,15年を過ごした後に
2020年3月に世田谷に引っ越しました!

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変わる,山梨・石和温泉街

今日(6/6)の山梨日日新聞からです.
時の流れを痛切に感じさせられた記事です.

 石和 ホテル,旅館の買収目立つ
  温泉郷 『中国資本と共存』 地元組合 集客連携

山梨県の温泉街として有名な甲府周辺の湯村温泉と石和温泉,
集客に苦しみ,これまでにいろいろな施策を打っていますが,
なかなかうまくいっていないのが現状でした.
ところがこれが,ここ数年で変わってきているようです.

笛吹市の石和温泉街で中国資本の買収が相次いでいるそうで,
少なくとも8施設が営業しているそうです.
地元からは廃業した施設の有効活用や,
中国観光客による波及効果を期待する声が上がる半面
ゴミの不始末等のマナーの問題もあり,
トラブルに対する未然防止施策も課題に挙がっています.

 2016年の統計によると,

 山梨県に宿泊した外国人: 1,372,560人
 うち中国人:        678,130人 (49.4%)

石和温泉街,来客数は80万人を割り込んでいましたが
ここしばらくは,中国人観光客の増加もあり
盛り返しているそうです.

そういわれてみると,確かに
県内での外国人観光客,特にアジア系だと思いますが,
なんとなく増えている印象はあります.

特にすごいのが,富士吉田市,富士山見物は超人気なようで,
先日訪問した,富士吉田新倉山浅間公園は外国のような...

 https://blogs.yahoo.co.jp/bwbtx230/65601369.html

石和温泉は富士山裾野までのアクセスがクルマで1時間程度,
これに目を付けた中国資本はホテルを買収,客室が常時満室で,
10月を目途に新館をオープンするそうです.
 → ホテル東洋 中国出身者が買収,インバウンド専用に経営中

山梨県は内向きな経営者が多く(産業・文化が育たない),
こういった中国人ライクな経営は
なかなか簡単には真似できるようには思えないので,
県外,国外からのカンフル剤は必要かもしれません.

 山梨も変わっていく,
  そんな現状を体感しているところです!