就職の七・五・三
今日(3/11)の山梨日日新聞からです.
→ 東日本大震災から6年目ですね!
いろいろと大変な経験や思いをされた方が多いと思いますが
月日がいろいろな事を変えていく....
子供の成長を願う『七・五・三』はいいことですが,
就職の 『七・五・三』 はちょっとした問題です.
これが何を意味するかと言えば,
中学卒業後の就職で7割が
高校卒業後の就職で5割が
大学卒業後の就職で3割が
3年以内に就職先を辞めると言う現象の総称です.
2月22日の山日新聞によると
山梨県内外の大学を卒業して県内企業に就職した
学生の 36.1% が3年以内に退職したそうです.
→ 全国水準を上回る!
特に深刻な問題は,企業規模に依存した離職率です.
従業員5人未満の会社では 70.0%
従業員5~29人の会社では 54.5%
従業員100~499人の会社では 37.8%
離職率は企業規模に反比例していると言う事実です.
売り手市場と言われるモノの,現実は厳しく
正社員の有効倍率: 0.74倍
事務系求人の有効倍率: 0.34倍
求人倍率が高い業種は 建築,サービス業 だそうです.
有効求人倍率の低さは何を示すかと言えば,
求職の理想と現実がかけ離れていると言うこと.
今年の就活も売り手市場と言われるモノの,
実は買い手市場であると言う事のようです!
多くの学生が不本意な就職をしていると言える?
とは言え,理想を追い続ける訳にもいかず,
どこに落としどころを見つけるか,
そんな学生達に支援の手をさしのべる必要性を感じます.