就職の七・五・三 | 都の西北 / 山梨 / 甲府 / 愛宕山からチトフナ(世田谷)に!

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2004年12月に山梨県に移住,15年を過ごした後に
2020年3月に世田谷に引っ越しました!

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就職の七・五・三

今日(3/11)の山梨日日新聞からです.
 → 東日本大震災から6年目ですね!
   いろいろと大変な経験や思いをされた方が多いと思いますが
   月日がいろいろな事を変えていく....

子供の成長を願う『七・五・三』はいいことですが,
就職の 『七・五・三』 はちょっとした問題です.
これが何を意味するかと言えば,

 中学卒業後の就職で7割が
 高校卒業後の就職で5割が
 大学卒業後の就職で3割が

 3年以内に就職先を辞めると言う現象の総称です.

 2月22日の山日新聞によると

 山梨県内外の大学を卒業して県内企業に就職した
 学生の 36.1% が3年以内に退職したそうです.
  → 全国水準を上回る!

特に深刻な問題は,企業規模に依存した離職率です.

 従業員5人未満の会社では   70.0%
 従業員5~29人の会社では   54.5%
 従業員100~499人の会社では 37.8%

離職率は企業規模に反比例していると言う事実です.

売り手市場と言われるモノの,現実は厳しく

 正社員の有効倍率: 0.74倍
 事務系求人の有効倍率: 0.34倍

 求人倍率が高い業種は 建築,サービス業 だそうです.

有効求人倍率の低さは何を示すかと言えば,

 求職の理想と現実がかけ離れていると言うこと.
 今年の就活も売り手市場と言われるモノの,
 実は買い手市場であると言う事のようです!

多くの学生が不本意な就職をしていると言える?

とは言え,理想を追い続ける訳にもいかず,
どこに落としどころを見つけるか,
そんな学生達に支援の手をさしのべる必要性を感じます.