山梨県内のガソリンスタンド4割減
今日(11/12)の山梨日日新聞からです.
エコカー台頭で需要細る / 価格競争激化
7町村が 『給油所過疎地』
県内GS 20年で4割減 → 燃料販売3割減少
時代の流れで消えていく,もしくはシュリンクする
ビジネスがあることは周知で(企業30年説)
GS(ガソリンスタンド)ま特にその傾向があるようです.
クルマは増えているようですが,
→ 70万台 / 2000年 → 74.5万台 / 2014年
クルマの燃費が飛躍的に向上しているので
ガソリンの消費は減少しているそうです.
→ 52万5375 kL / 2002年 → 38万2138 kL / 2014年
→ 709店舗 / 1995年 → 431店舗 / 2015年
最近の販売されるクルマ全車種に対して半分程度がハイブリッド車,
我が家で言いますとプリウスに乗り換えたことで
燃費は 1/3 → ガソリンの消費は 1/3
家内の車はノーマル車ですが,それでも 13km / L は走りますので,
それなりの燃費です.驚くのは,ハイブリッド以外でも
ハリアークラスの大型車が新型で15km / L 程度の燃費が出ることです.
旧型が9km / L 程度だったので,燃費が倍近く向上しています.
加えて,近年のGS はセルフが主,初期投資費用は上がる反面
儲けシロは減少,個人業には痛手です!
雇用の頭数も減る傾向にあります.
2015年のセルフ式スタンド数は68カ所,
ランニングコストの面からは絶対的に有利なセルフスタンドが
従来のコスト抑制が難しいGSを淘汰していると言えます.
更に大きな出来事として,改正消防法の施行があり,
法に則した運営には大きな投資が必須となりました.
→ これを機に店を畳んだケースがかなり多かったようです.
クルマの世界では,技術の進歩がこう言った形で
従来のビジネスを変えてしまう,人が関わらずに済む
低コスト化が進むことで変われない人達の仕事が
淘汰されるわけです.
今日の紙面1面で
企業誘致 5年で65件
県総合戦略素案 100の目標値
県は雇用増を目指して(→人口減少の抑制)
種々施策を出していますが,県外の人の流れを作り
雇用を生み出すことは勿論必要ですが,
県内の雇用元減少に対しても目を向ける必要はあるように思います.
そこいら中に空き店舗,テナント募集中の表札が目立つわけで
これをどう見るかですね? 通勤途中にもたくさんあります!
地方における景気の衰退,
都心部とは比較にならないほど深刻な問題です!